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新たな誓い
沢木が、こんな提案をしている。
「のう、石川君。君が宮下画材店にテーマを持って、キャラクターを考えるとしたら、まず何をやる?」
いきなり聞いて来る沢木。こんな事は、平時からいつでもあった。だからこそ、人の話も研ぎ澄ませた感性で聞いている。
「テーマ・・画材店と言うネーミングをまず変えます・・次は・・そのイメージにあったキャラクター商品を売り出します。割りとプリントするのって簡単なんですよ。メーカー発注の際、ロット数を揃えとけば」
沢木はうんと頷いた。
「わしもそう思う。画材店より、これからは文具店が主体になると思う。ほなの・・2日後又ここへ来る。わしの考えと、石川君の考え。ほれにこの現場を担当さすヤマチューの方向性が、もし合うちゅう事になったら、忙しいじゃろきんど、2つ、3つキャラクター考えとってくれや」
「はい・・面白そうですね、沢木さんの仕事は何時も面白いです。やる気が出ます」




