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新たな誓い

 何と・・沢木は、ヤマチューの企画を丸のみしたのだ。異例中の異例・・事務所に戻って来た善さんが、進み出したこのプロジェクトに、驚きを隠せなかった。


「へえ・・こりゃ、たまげた・・まあ・・そやけど、沢木承認やからのう・・」


 沢木は、施主である宮下に、工期を少し伸ばさせて欲しい旨と、現在の3人体制で店を運営するのかを確認していた。


「工期は、企画、リフォームをお願いしたんやきん、沢木さんの言う通りで構わんです。店の体制が3人ちゅうんは、今現在の売上から言うても、赤字ですきんね。 今は無理ですわ。ほやきんど、沢木さんとこは、これまで数十に上る店舗の企画・リフォームを手掛けて、ただの一軒も失敗した事が無いちゅう会社ですきんな、わしは信頼してお任せします」


 宮下は、実績に裏打ちされた沢木に、全幅の信頼を置いてくれた。こうなると、本格的に始動が出来るのであった。ヤマチュー、沢木スタッフとして初めての仕事となった。


「へえ・・ヤマチュー、社長に何も言われんかったんか・・どれ・・?」


 白川が、図案を見た瞬間顔色が変わった。


「どなんした?」


 善さんが、白川に訊ねる。白川は、恵比寿に渡した。恵比寿も丁度事務所に戻っていた。

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