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新たな誓い

「この子・・凄い賢い子・・自分と言うものをちゃんと持っとる・・」


 由香里は、それ以上の事は言わなかった。人間で言ったら、優等生ちゅう事か、洋司はそのままの言葉でそう思った。

 午後の時間になって、由香里が2階から降りて来る。喫茶店内の手伝いは未だ無理だが、キッチンに入り、八重子を少し手伝った。見様見真似で、母親が料理教室を開いていた事もあり、なかなか鮮やかな手付きである。器用な所は洋司に似たのかも知れない。昼休み時間が過ぎて、少し店内がゆったりとなる。交代で洋司、八重子の食事。由香里も少し後で昼食を取った。

 由香里が、


「なあ、お父ん、最近釣り行っとるん?」


 聞くが、首を振る洋司。

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