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新たな誓い

 この朝は寒い日であった。少し奮えながら、2階に鳩の世話に上がる洋司。由香里が起きて来た。


「こら、今日は寒いんじゃきん、寝とけ、未だ熱ひいとらんじゃろ」


 洋司が部屋に由香里を押し戻そうとするが、


「うち、もう熱無いきん・・さっき測った。36.5分」

「ええ?ほんまかあ?」


 由香里のおでこを触ると、本当に平熱のようだった。しかし、


「とにかく、今日は山の上が真っ白じゃあ、外はいかん」

「ほんなら、喫茶店手伝う」


 しょうが無いのう・・と言いながら、洋司は鳩小屋へ・・由香里が輝竜号を、タラップを開ける前に触らせてと言うので、由香里の部屋に。

 由香里が触る・・眼を閉じた・・沈黙が続く・・彼女は何を感じたのだろうか、そっと洋司に手渡した。

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