表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1296/3046

新たな誓い

「あ、親父。今から帰るきんな、何か用事ある?買い物にこれから行くきん」


 環が言うと、


「おう・・ほうやのう・・環、お前来週から妻鳥家へ行け・・ええの」

「えっ!来週から?」


 突然言われて、戸惑う環。


「ほうや、世間的には、婚約発表じゃ言うたもんの、仮の結婚披露宴したつもりじゃ、わしは。あちらの了解も得とる訳じゃし、お前はもう妻鳥家の嫁じゃ思うて、ちょっと店手伝うたりもせえ、ええの」

「・・・ちょ・・・はい・・」


 沢木は、もうそれ以上言わない。環も反論しなかった・・

 買い物に行く道中、未優が、


「ああ言うとこが親父なんよなあ・・肝心な事言わんと突然なんやきん」

「ほんでも・・うちは、約束した。例え半年に足りん同居でも・・やっぱり早い方がええわな。ぐずぐずしとったら、日延びする。親父の言葉・・良う分かった」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ