新たな誓い
それでは、仕方が無いと未優も階下に降りようとしたが、由香里が引きとめた。ちょびっとだけじゃで・・そう言いながら環は階下へ。
「おっちゃん、おばちゃん、由香里扁桃腺腫らしとるげなきん、2、3日安静にな」
「あ・・ほうかいな。今から、ほんならおかゆでも作って持って行く。有難う、環ちゃん」
昼になると、どっと客が詰めかける。会社勤めの者が、昼食を取るからで、喫茶店はだから都合でなかなか閉める事が出来ない。環が昼定食をテーブルに運ぶのを手伝う。それならと、手早く八重子はおかゆを作り、2階で3人食べてと、用意する。この手際良さと、又すこぶる米が美味しい。それも米を、その日消費する分だけ精米を行ない、玄米で保管する大型冷蔵庫(14度が適温らしい)そして、直接精米業者で、自家乾燥した米を沢木が持ち込んでいる為で、品種はコシヒカリ。こんな所にもこだわりがある。それも、沢木が委託農業を指導し、行っているからこそ出来るものである。又、全てに本当に行き届いた本物を追求しているからこそ、白城は成り立っているのだ。
「美味しい・・このお米、何時も甘うて・・」
近くの工場の女子社員が言う。




