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由香里立つ!
「ほんでね、この薬は、未だ国から承認されとらん、そやきんど必ず承認されるきん、使うて見い言うて1週間前から飲んどんです。ほんなら、お袋、伝え歩きじゃきんど、歩けるようになったんですわ、曲がっとる足も何かしらん、真っ直ぐなりよる気がすんです。わし・・嬉しいて嬉しいて・・今日はほんま、最高ですわ」
「ほうか、良かったのう」
自分の事のように松本は喜んだ。善さんが、
「何や・・沢木の所は、皆心は透けとる・・ほなな人間が集まっとるわ・・ははは」
松本が、
「いや・・正直言うて、沢木の影響じゃろねえ・・あいつの前では、嘘、詭弁、全く通用せんきん。ほんで、あいつが好きな人間は、どんどん溶け込みますきんね、その世界に」
善さんは然り!と頷いた。
美里は、こんな彼女を見るのも久し振りだと言う笑顔で、談笑している。既に立食のようなあちこちで笑顔の立ち話。由香里の所に若い競翔家達。




