1278/3046
由香里立つ!
「・・自分の妹と言う眼で・・この2年余り見て来ました。環さんとは幼い頃から、家族同然、妹と同様に過ごして来た由香里さん・・私は、これで、本当に妹となったようで、ただただ・・この快気が嬉しくて、皆さんの温かい言葉や拍手が嬉しくて、今その裏で泣いておりました。私はまだまだ未熟な身です。しかし、ここに環さんと婚約した決意を、順逆になりましたが、述べさせて頂きます。私は、私達は、何時いかなる困難も試練も、お互い、信頼し合い、3年後皆さんの前で、堂々と結婚披露をしたいと思っていますのでどうぞ、御叱咤、御激励、御鞭撻の程をよろしくお願い申しあげます!」
最後は、力強くとりは宣言した。又拍手が沸いた。美里の作曲、【閃きの中で・・】が流れて行く。眩しいわ・・ヒデ君が由香里の手を取り涙した。イクちゃんも声にならない。ヤマチューが加わった。テーブルに笑顔が満ちた。洋司が一人一人に酌をする。沢木は、八重子から花束を受け取った。
「え・・八重ちゃん・・何でやこれ・・」
八重子が笑う。




