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由香里立つ!

 善さんが四国に来て、一生の中でも経験出来ない様々な出来事に出会って、これからの残り人生をどう生きるべきか、本当に良い経験をさせて貰っていると感じた。それは、これまでも日本有数の家具職人と言われた名工を、更に高みに導くような、貴重なものであった。その昔、眼の前で、赤子のようにおいおい声を上げて泣いた沢木と言う男が、新川家具で、仕事に妥協しないその精神をとことん守り、追及し、高みへ高みへ上って行く。とてつも無く大きな男に成長した今、しかしその安住を是としないその姿勢。自分は本当にこの地に来て良かった・・そう思ったのである。

 朝食を5人一緒にとった。一家揃って食事をとると言うのは、殆ど無い。改めて、善さんがこう言った。


「わしな、沢木のとこ来てほんまに良かった。土地柄もあんねやろけど、何やこせこせしとらんのや。考えて見りゃ、こなん自然に囲まれて、緑の山、豊かな作物、温暖な気候見とったら、気持ちもおおらかになるわのう、ほんま沢木おおきに。環ちゃん、未優ちゃん、このまま真っ直ぐ進み。絶対答えは見つかるさかいにな」

「はい」


 環、未優は大きく頷いた。

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