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由香里立つ!
「うん・・」
由香里は頷いた。随分未優は変化した。以前は全く隙間が無い位、完璧な女性だった。今は違う。大きな包容力さえ感じさせた。
未優が言う。
「由香里、あんた。経済学専攻しとるきんど、文学も習いな、文才やっぱりあるわ。うちが言うんじゃきんな、間違い無い」
「わ・・未優姉ちゃんに誉められた・・ふふ」
ふふふふ・・二人は笑った。身近で、一番長い時間を過ごして来た二人である。心を許せる家族なのである。
今度は、又沢木・・慌しいこの日も1日を過ごしていた。甲斐田に強引に時間を作って貰い、会っていたのである。少し甲斐田も難しい顔をしている。




