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由香里立つ!

 ヤマチューは頭を掻く。その仕草がおかしいので、未優が少しくすっと笑った。未優も変わった。

 沢木が


「ほな、折角一緒になったんじゃ、お袋さんの治療待つ間に、一緒に行くか?」

「え?どこですかいね」


 環が、


「きゃは・・あんたの好きな由香里のとこじゃきんな、今日は一般病室に入っとる。ちゅうても特別室を空けて貰うたきん、午前中だけ」

「えっ!ほんま、ほんまですかあ!」


 ヤマチューの顔がぱっと明るくなった。


「ふふ・・正直な子」


 未優が言うと、環が、


「こらこら未優、子ってな、ヤマチュー君は、あんたと変わらんで、年。一つしか違わんのじゃきん」

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