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由香里立つ!

 沢木はにこりとして、


「流石に、鋭い方じゃあ・・ほうです。娘は、わしと一緒にこの夢を実現させたいと言うてくれました。それは、自分の肉親同様の患者に接し、真に自分の向う道が分かったからですわ。娘じゃから言うて、わしは自分とこの身内で周辺を固めるつもりは毛頭無い。そやきんど、それなりの人材をまず配置せん事には、地に足をついた計画は進まんのです」

「ふうむ・・少しお時間頂けますか?環さんは、理学療法士としても非常に優秀な方だと思います。ですから、3年と言う区切りは、私にとっては厳しい選択となります。しかし、こう言う案はどうでしょう?環さんのような優秀な人材だからこそ、フリーな立場になられて、例えば・・当病院の勤務の形で、出向と言う事も可能かどうか・・こう言った施設は、これからきっと全国に増えます。そして必要となって来ます」

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