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由香里立つ!
「とり君と、環の婚約祝いじゃ。ええの、異存無いわの?10月30日、わしの誕生日と重なるが、由香里ちゃんの快気祝いと一緒に行う。ほの段取りは、環、お前からわしにバトンタッチじゃ。和子も異存無いの?とり君の家には、わしが今日行く。丁度ええ日じゃきん」
「・・親父・・・」
環が両手を覆って泣いた。和子も泣く・・そして、
「お父さん、あんた幸せで。環は、あんたを手伝いたい言うて、磯川病院に行って修行して来る言うとるんよ。ほんで・・環、あんた世界一幸せな娘じゃな、こなん全部分かってくれとる親父持って・・有難う・・うちがあんたに、環と妻鳥さんの事お願いしよ思うとったんよ、昨日の晩話し合うとった、環と」
「ほんまならの、まだまだ一緒にさすつもりは無かった。そやきんど、とり君はわしを手伝うてくれる言うとるし、環もそこまで決心したんなら、二人を引き裂くんは酷ちゅうもんじゃ、これは間開けたらあかん、婚約とは言え、結婚したつもりで、これから二人は心を一つにせえ、ええの?」




