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由香里立つ!
うわ・・栗田が認めた。周囲が驚いた。沢木が、
「わしは、知っとった訳では無いで・・ただ、年々1割さっきの話に戻るきんど、増える筈の参加羽数が減りよるきん、おかしいなと思うただけじゃきん。ただ、そら、非の打ち所は無い血統で、剣系は。そやきんど、完成され過ぎとって、てっぺんにもう居るきんな」
ふぅ・・栗田が溜息をつくと、江田が、
「ほんでも、今回も上位に居るで無いかい。栗田君は少数精鋭でええで無いか、今まで通り」
栗田は、この夜その重い口を又開く。それは、今まで彼の内面に溜めていた重圧から逃れるように・・
「いや・・わしは、江田さん、1000キロ当日戻せる血統を目指して来たんですわ。その夢、これでは果たせん・・その為にわしは、徹底的に自分を守って来た・・行き詰まりじゃあ・・今は」
松本が言う。




