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由香里立つ!

「あ・・はあ、平日の日中は、わしもかなり時間に余裕がありますきんど・・」

「とり君は未だ若い。体力もあるし今からの人間じゃ。一つ提案したいんじゃが、今の商店街の店は守もらないかんじゃろきんど、ここらで、何かやって見たい夢は無いか?」

「あ・・ほやきんど、夢はありますよ、それはあります・・きんど、わしは長男。冒険して一家を潰す事は出来んきんね・・」


 とりが困惑する。少しそわそわとして、落ち着かないように、視線を外に向けたり、この建物内に向けたりしている。


「とり君の夢は知らんきんど、どうじゃろ?この事務所の横には、道の駅を作ろと思いよんよ、朝採れの野菜市・・その店長やって見る気は無いかいの?」

「えっ!わしが、朝採れ市の店長かいね!」

「ほうじゃ・・地場に根付くちゅう事は、そこが拠点とならにゃならん。藍川牧場でやっとるように、国や県、或いは市であっても、そこに第三セクター形式を持ち込んでも、まず成功はせんと思う。何でなら、所詮は、真に地場を支える足場でものを考えとらんきんじゃ、薄っぺらな机上の空論で、予算を計上する所から、色んな周囲の思惑が交錯する。わしは将来、この土地に病院を引っ張って来るつもりじゃ。」

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