表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1139/3046

転換

「えんです、えんです。川滝さんとの事、沢木さんの事、閃竜号、輝竜号の事何でも構わんです。3シーズン、競翔やって、1羽の鳩も落伍して無い言うんは特筆もんですきんね、デビューレースからの連勝、ほんで、閃竜号。輝竜号の超高分速。連勝・・外す訳にいかんでしょ、やっぱり」

「ありゃあ・・ほな、頑張って見るわ・・困ったのう」


 環がカウンター内に戻って来る。

 そして、


「よおおっちゃん、あらかた書いて見て。由香里もの書くの好き見たいじゃし、未優が出版社創設する言うんも何年先の事か分からんきんど、丁度えん違う?由香里の経過も順調過ぎる位で、ちょっと現実の世界に戻って貰うんも・・」

「お・・そうか。ほな、環ちゃん、わし何とか纏めて見るわ、文章」


 由香里の退院許可が、正式に降りた・・・それは予想より遙かに早い10月中旬との事。八重子が今喫茶店に居ないのは、由香里が着る洋服を早速買いに行ってるからだ。 夢にまで見た母娘のミニスカート姿・・それは、イクちゃんが見せられた、両足切断の現実からは、想像も出来ないものであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ