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転換
「兄さん、国語出きんかったじゃろ?失礼じゃきんど」
「あ、言うたの、ほんまの事・・わしは全然あかんかったわ、へへぇ」
テーブルが盛り上がる。名前一つで、既に場は最高潮に盛り上がっている。未だ開店直後の午前中だと言うのに・・
「サワ・キタマキさん?」
「ほなな名前の日本人、探したら、ひょっとして居るかも知れんきんどな・・殆ど有り得んでしょ?もう!」
更に大仰な仕草で、環は頬を膨らませる。
「ええ?ほな・・サワキ・タマキさん?」
このテーブルには、競翔関係の者は居ない。
「ご名答!」
「ああ、タマキさん、タマキちゃんね・・成る程」
やっと納得。こっちのテーブルの秋山・清水が聞いていた。
「え?沢木・・もしかして?」
洋司が、




