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 うわ・・どよめきが起きた・いかに異端の競翔家と言えども、秋レース直前に、成鳩の1100キロ訓練なんて聞いた事も無ければ、有り得ない事だ。その鳩を今度は700キロ競翔に参加させるとは・・一人、浜田だけは、含み笑いをしながらその場を離れた。浜田の後について新浜が・・

 そして、浜田に言う。


「昔っからじゃきんど・・沢木の競翔聞いとるだけで頭おかしなる・・又信者が増えとる見たいなの、浜やん」


 浜田は、


「ええで無いか。人は人。己は己ど。ほれにの、じゅんは、何の考えも無しにそなな訓練しとらんわ。訳を聞いて来いや、新浜」


 途端に顔を歪める新浜。


「何ど・・浜やん、最近は沢木に飼い犬にされて、えらい丸うなって来とん違うんかいや。そなん沢木に尻尾振っとんがええんかいの」


 腹立ち紛れの、新浜の捨て台詞。背を向けた彼に、


「おい、新浜。わしゃあのう、人になんぞ飼われとらへんど・・こら。金の融通はして貰うたきんど、全額わしの借金じゃ。ほれにの、丸うやかなって無いど・・わしは」


 新浜がドスの利いた、浜田の野太く、低い声に、背後からでも感じる威圧感に、少し震えながら足早に帰って行った。

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