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 しかし、言えるのは、イクちゃんの苦しみを救いたいと思ったからであろう・・それだけは、確かであった。

 喫茶店に戻った沢木に、心配そうに洋司が問いかけるが、沢木は、うんうんと首を振るのみ。

 ヒデ君とイクちゃんの、決定的な大喧嘩。この出来事・・由香里の知らない所で大きく変化は続いていた。彼女自身、到底自分の事で精一杯であり、彼等の事まで思い浮かべる余裕等今は無かった。

 イクちゃんは、500キロレース以降は、中断した。本来なら今秋の700キロレース参加に照準を合わせて訓練をしていたからだが・・

 実際、沢木自身も複雑怪奇である人間の心の内面が、どんなに作用するのか分からなかった。真面目で律儀、実直さを絵に描いたような好青年のイクちゃんに、こんな衝撃を与えてしまった事を少し思い悩んでいたのだったが・・そのイクちゃんへのショッキングな写真を見せた行為は、ヤマチューが、数日後沢木に相談と言う形でもたらされたのである。


「社長・・ちょっと構わんですか?」

「お?おう、何かいの?」


 善さんが、気を利かせて屋上に上ると言う。真剣な表情をしたヤマチューに重ねて沢木は、


「どなんした・・?」

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