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 ヒデ君は、少し言葉を失いながらも、


「由香里の事・・わしやって充分知らんわい・・きんど、言うたらいかん事は、例え身内にじゃって喋れん。ほんでもの、イク・・お前、由香里を好いとる言うとるきんど、全部自分の頭の中でどんどん走っとる話違うんか?相手がどう思うか、そなな事も考えんのか?」


 ヒデ君は、少しムカッとなって言い放った。イクちゃんの顔色がさっと変わった。


「それ・・どう言う意味ど、ヒデ。自分が付き合いよるきん、わしには横恋慕すな、それとも、わしが、どうせ由香里ちゃんに振られるのに、アホかいなと思いよんか、上から見てもの言よんか、ええ?こら」


 ヒデ君の顔色も変わった。


「イク・・お前、おかしいど?わしは、由香里とは付き合いちゅうか、学校一緒だったきんそりゃ話もするきんど、いっぺんでもわしの彼女じゃ言うたか?」

「何じゃ・・ほな、わしもお前も同じ位置で無いか、そやきん、ライバルじゃ言うとんよ。そう言う事っちゃきん、去ね、去ね」

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