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 ヒデ君は、この時秋は諦めた・・そうは言わなかった。だが、常識的にこれまでレース参加していないヒデ君が、競翔には今秋は戻る筈も無い。とりは、にこにこしながら


「おうおう・・頑張らんかの、ヒデ」


 とりが嬉しそうに言うのを、洋司もカウンターからにこにこして見守っている。

 このゴルフ場会社とは、佐伯の会社のようだ。当然ながら洋司達がそんな存在を知る由も無い。

 ヒデ君は、精力的に各鳩舎を訪問して行く。そして、イクちゃんとは決定的な衝突を起こすのである。彼は実直で、常識過ぎる程の男であるが、その視野が狭い所がある。ヒデ君も、優柔不断な所が見受けられるが、案外周囲の声に耳を傾けられる柔軟さを持ち合わせている。一度、二度イクちゃんとは衝突をしたものの、同じ鳩翔仲間、この日イクちゃんの所にも顔を出した。鳩レースの近況を聞こうとしたのであるが・・

 イクちゃんは、鳩舎をヒデ君に見せようとしなかった。殆ど笑顔も無く、淡々とした表情で、


「ヒデ、わしはお前とは、由香里ちゃんとの恋のライバルじゃと思うとる。そやきん、人間がこんまい言われるかも知れんきんど、ヤマチュー君見たいには、ようやらん。 ほんで、お前が由香里ちゃんの情報を知っとる言うんも分かっとる。そななこそこそしとる奴とは、友達とも思わんし、きちっと分けんか、付き合い」

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