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転換
「す・・すんません、すんません、社長」
「アホ・・人助けして、何でお前が謝るんぞ。そやきんど、もっと早う言え。昨日で話はついとったんじゃ。こなな騒ぎにならんでもの、ほら、顔上げ、もう泣くな」
田中がそんなヤマチューに、
「君、山下君。佐伯さんちゅうお嬢さんが感謝しとったきんの、それだけ言うとくの、頑張れよ」
「は・・はい!」
沢木が、
「やれやれ・・お前が事件犯した見たいじゃわ」
そう言ってそのまま事務所に戻ると、善さんが居る。
「ふう・・格好悪いじゃろきんど、刃物持っとる相手じゃ、正当防衛も分かるし、女の子が逃げる時間も稼がにゃならん、その上で、再び女の子に危害が及ばんように、昔の族名を出す・・分からん事無いど・・。なら、喧嘩やか最初からせんつもりなら、名前を出して止めたらええ。それとも、自分はもうそなな世界やか、関係無いちゅうんなら、大声を出すなり、逃げるなり・・どなな事も出来たやろが?とにかく女の子は助けたんじゃきん」




