表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1099/3046

転換

「わしもじゃ。あなん、真っ直ぐで正直な男は、滅多に居らん。信じとるきん」


 ところが・・この話は、意外な所で騒ぎになった。

 大声で騒いだ女の子が助けを求めた現場で、通報を受けて駆け付けた警官が、血の痕跡を見つけ、鑑識が呼ばれ、傷害事件として調査が開始され、すぐ暴走族黒閻魔の特攻隊4人が検挙、その証言により、ヤマチューの乗った車の特徴が判明し、警察に呼ばれたのであった。

 リウマチで、動く事が出来ないヤマチューの母親に代わって、沢木が警察に・・


「済みませんでした、わしんとこの社員ですきん、ご迷惑を」


 署長の田中は、にこにこしながら、


「いやあ・・今回の件は、女の子を助ける為に山下が入った事・・幸いにして被害届も出とらん事ですきん、不問ですわ。そやきんど、刃物沙汰は看過出来ない。4人には厳重注意をして帰らせたとこですわ」


 沢木は、ほっとした顔になる。

 署長が、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ