1098/3046
転換
洋司の顔が一瞬変わったが、
「腹減ったじゃろ、今日は、持ち寄り時間直前まで現場に居ったそうじゃきんの、食えや」
そう言って、ヤマチューに食事を差し出す洋司。
「有難う御座います、済みません、甘えます」
洋司は、ヤマチューの前に座り、
「どこで怪我したんじゃ?持ち寄りの時には、怪我無かったじゃろ」
「あ・・転んだんですわ。車から降りたとこで蹴躓いて・・」
「ほうか、まあ、今のヤマチューじゃきん、わしも信じとる。喧嘩やか馬鹿な真似はして無いとは思うとるきんの」
ヤマチューは答えなかったが、洋司は、ヤマチューが帰ってすぐ店を閉じた。
「よおちゃん、あの傷・・刃物傷じゃ言うて玲子さんが・・」
「黙っとけの・・こなな事じゅんさんに伝わったら、えらい事じゃきん」
「うん・・そやきんど、腑に落ちんわ。今のヤマチュー君が喧嘩やか・・」
八重子が言うと、




