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秘めた才能
沢木は、
「はは、年の功やの、おいやん、上手い事言う。分かりました。ほな、監査役、相談役ちゅう事にしてくれまいか?要らん波風は、やっぱり起こしとう無いきんな。ほれに・・わし、ちょっと色んな事に手出し過ぎとるきん、セーブしよ思うとんよ。スタッフも力つけて来たし、それなりの人脈も出来た」
「ほうか、受けてくれるか、良かった・・何しろいきなり合併、又合併の連続じゃ。色んな問題も出て来とるしな」
松本の苦労は良く分かる。山部にしてもそう・・しかし、その存在があるからこそ船出した新競翔連合会だ。
沢木はここで、提案した。
「ほな、わしが推挙するきんどな、長谷川君を教育部長にしたらどうかいね?」
「えっ・・長谷川君かあ・・」
山部が難色を示した。それは、数々のクレームを総会、会合、競翔の度につけ、人望的には非常に問題のある人物だからだ。沢木は、




