秘めた才能
「うん・・白川系は、大羽数管理が難しかろ?言うんじゃわ。確かに、難しいわ言うたら、訓練めんどくさいきんど、分けたらえんよ・・ほなん事言うんじゃわ」
「分ける・・?ほやって、300羽近う居るん違うんかいね、それは大変じゃわね」
「いやいや・・鳩舎を3つに分けるちゅう案なんじゃ。タイプが色々出るきん、短距離・中距離・長距離別に分けたらやり易い。タラップは一つでもかまわんけど、そこから入り口を3つに分けるちゅうんよな」
「うわ・・管理がたまらんわ。レース中やか尚更無理じゃろに」
「わしもそう言うた。そしたら、沢木は、山部のおっさん、年寄りじゃきん朝も早かろ、順番に1時間ずつ舎外さしたって、ほれで無理でも無いん違うかいね。管理は3つに仕切った方がやり易いに決まっとるし、レース中?ほなん束になって帰って来るちゅうて思うきん、おかしげな事思うんよ。川上さんじゃって、その一群を見つけるまでは数年掛かっとる。まして、四国に順応しとらん今、山部流の使翔法も出来とらんかろがな、今からで?見つけるのは・・わしは、そう言われて、はっと思うたわいの、言う通りじゃきん」
この山部に意見する者等居るのか・・周囲は又びっくりしていた。




