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秘めた才能

「皆さんが沢木さんに、背筋が寒うなる言うてました。そこまで本気だと、沢木さんなら現実にするかも知れません。そやきんど、わしは違いますきん、オールマイティのミスター・ミセス競翔鳩ちゅうんがわしの理想ですきんね」

「君等若手が、ぐんぐん連合会を引っ張って行ってくれたら、言う事も無い。関東4強の主流は四国に入った。夜風系の代表鳩も産まれた。白虎号の子も得た。続々と若手もベテランも異血を導入し、どんどん変わりよる。多いに頑張ってくれや、の」

「はい!」


 秋山は、最大限今、自分を理解してくれる人を見つけた。生意気で高慢ちきで、金持ちのぼんぼん、その鼻っ柱の強さ故に、これまでアウトサイダー気味だった秋山だが、その心には競翔家としての必要なものは全部持っていた。沢木は、若手を引き上げる事を再優先とし、表舞台に活躍の場を与えた。

 彼も、大きく変わって来たのである。

 数日後、夕方から若手が洋司の喫茶店に集合していた。秋山が集合を掛けたのである。

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