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秘めた才能

「はは・・浜やんには似合わん、その台詞は。仕事はHZKグループ全体に及ぶきんの、いずれ石川君もグループ入りして貰うきん」


 少し浜田の顔色が変わった。


「あ・・ほんならわしんとこもか?」


 沢木は、明確にそれは否定した。


「浜やんは、自分が大将でやんじょるきん、力が発揮出きるんよ。人の中ではやれん・・ほれは、わしも同じじゃ。わし個人的にやって貰いよんじゃわ、この仕事を」

「ほうか・・きんど、頑張らないかんの、10年間はどなんしても」

「おう・・10年あったら、先駆者的存在になれる。もっともっと仕事は増えるきん、それだけは保証する」


 KS食研㈱は大きくなる会社。沢木は、未来を見据えていた。浜田も大きくなれるチャンスを今与えられているのであった。そのチャンスを掴むかどうかは、本人の努力次第だ。

 事務所で座った沢木に、


「のう、大騒ぎしとるど、皆。300キロ1~5位の完全制覇」

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