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秘めた才能

 一同はシーンとなった。

 沢木の持論は、単なる現実的な放鳩地へのクレームでは無かった。ずっと先の先まで考えた上での話だったのだ・・長谷川は、自分が何と小さな男であるのか思い知らされた。この夜は長谷川の為にこんな話をしたかのように、それは思えた・・。


「じゅん・・お前・・どなな訓練したんか、ちょっと披露してくれや。ほうで無いと、400キロレース以降、この秋は700キロレースまである。わしも、皆も、考えを変えにゃならんようになる」

「今日は、陸風・・風速10メートル・・六甲からの吹き降ろしは短時間じゃきんど、午前6時半から7時に吹いとった。今日の差はここじゃ・・。吹田を選定しとったら、六甲には鳩は向わん」

「え・・?ほな、風が吹く事知っとって、沢木さんは、200キロ吹田を外して、訓練して来た言うんですかいね・」

「言うとくど・・当然、想定して訓練した。何でなら、わしは、皆から狂人と言われとる。稚内GNレースに当日鳩を戻らせる言うとる男じゃきんの・・。ほれに、この5羽は全く別のコースを戻んとる筈じゃ。それが、わしの競翔スタイル」


 唖然となったこの場から、沢木はそれだけ言うと帰って行った。

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