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秘めた才能

 そして、とうとう300キロ大江八幡レース開始!


「5時50分に放鳩したらしいで。現地は晴れ。こっちも上々じゃあ」


 そんな元気の良い連絡が次々に入る。絶好の天気予報であり、かなりの高分速が期待出来そうだった。

 洋司の喫茶店に沢木がやって来た。


「あれ・・じゅんさん、打刻せんでもえんかいね」


 9時前に姿を見せた沢木に、洋司が不思議そうな顔をする。


「打刻は、もうしとるで・・5羽全部戻んたきんの」

「ええっ!ちょ・・ちょっと待ってつか、うちんとこ今から2階上がろ思いよったとこじゃきん」


 洋司が驚いた。


「ほな、八重ちゃん頼むわ、よおちゃんと2階上がるきんの」


 沢木も洋司と一緒に2階へ・・

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