秘めた才能
「これも、私の委託した目的であります。完璧に沢木さんはご理解下さって居られる・・感服しました。」
沢木は手を振りながら、
「いやあ、ほなな事・・香月博士が、一瞬で閃竜号、輝竜号を見抜かれたように、その形態的特徴にあります。閃竜号は、その血を白竜号、白虎号から強う受け継いどります。片や輝竜号は、その先祖、天魔号系統から受け継ぎ、幅広い副翼がありますわ。それは松竜号も同じ。既に、松風号系統と言ってもええ位じゃ。この飛翔は、全く違うもんですわ。ほやきん、そう言う括りになる訳ですわ。さっきの3つの気流に乗るスピードか、或いは、上昇流、下降流に乗る紫竜号型飛翔か・・それとも、先ほどの話に戻るきんど、磯川ペパーマン系、白川系は、競輪・ボート選手で言う所の自在型。状況判断の出来る頭脳と、形態的資質とは違うもんじゃ。だから、何で?と言う疑問が残る訳ですわな・・いや、その訳を詳しいに聞くつもりは無いんじゃきんどね・・」
「ここまでに話が及べば・・沢木さんならご理解下さるでしょう・・丸秘中の丸秘です。しかし、沢木さんは、S工大の外郭組織の一員・・なら、言わないと進まない話のようですし・・」
香月は、意を決したようだった。




