秘めた才能
沢木は、すぐ
「お立場があるようじゃきん、ほな、わしの考えを言います。敢えて、*隻竜号、黒竜号、白虎号の訓練は無意味・・。そこから、死線を越えたとしても、本当の意味での稚内GNレースを見据えた訓練にはならんと思うとります。紫竜号とは、全く違う。言うたら、*紫竜号は、異次元の鳩じゃあ・・磯川君は、超えられると思うたのか、どうか・・貴方が付いていながら。これが疑問じゃった」
「済みません、今は言えません。しかし・・確実に鳩達は戻った。そして黒竜号はGCHの称号も得た、それが事実です。白虎号も、素晴らしい成績を残したのですから」
*隻眼の竜に3羽の訓練の事が出ています。*紫竜号は白い雲始め、幾多の作者白木の小説内にて
沢木は頷きながらも、
「しかし・・隻竜号は、命を落した・・結果として・・。関東と四国・・競翔のスタイルは違いますきんど、ここを選ぶ必要は敢えて無かった」
香月は、こう答えた。
「1200キロレースである、稚内GNレースを当日戻らせるのと、沢木さん、貴方が1400キロ稚内GNレースを当日戻らせようと思って居られるのとは、自ずとその根本が違うからですよ。例えば、AM6時に放鳩した鳩をPM3時、つまり9時間で戻らせようと考えるのと同じ事です」




