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秘めた才能

 それを見る香月の眼が、見る見る充血し、大粒の涙がぽろぽろと毀れる。香月が、人前で涙を零す事は滅多に無い。白川氏死去の時、川上氏の前、両親の前以外・・そして*紫竜号の大怪我の時、*ドンの死以来・・沢木の前で何度こんな光景を見た事だろうか・・本音を現せる人物だと言う事だ、沢木だからこそ、見せられる香月の素直な気持ちである・・。

 沢木は言う。実に落ち着いた声であった。

*白い雲 *隻眼の竜


「香月博士・・貴方は分かっている筈です。紫竜号を手にした貴方は、その不思議な能力を感じた筈じゃ。止めど無い気持ちの高揚と、惹き込まれそうな魅力・・わしもそうだった。すずらん号を手にした時、同じ気持ちじゃったと思うんよ。わしは、止まらん・・止まる事は出来んのです。例え今死んでも、又明日死んでも悔いは無い。その為に自分の生き様をアルバムに残して来たんですわ。そやきんど・・今はやっぱり死ねん、閃竜号には、不思議な能力がある。それを開花させる為には、時間が必要じゃきんね」

「・・時間と言う壁・・それはどんな人間であろうと、動植物であろうと物質であってもあります。そして、見えないその世界は、覗いてはいけないんです。そう思いませんか?沢木さん」

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