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秘めた才能

 ここまで聞けば、沢木にはその先を問う必要はもう無かった。動き始めていたのだ。これは、大きな、そして日本が世界に向けて動き始めようとする、序曲なのである。沢木はその身を市居には置いていても、後の特科班*白い雲SF編の重要な立場・・に名を連ねる一人である・・。

 そんな話が3日続いて、沢木が香月と語り始めた。

 鬼才と、天才・・異彩を放つ沢木と、その溢れんばかりの煥発さと感性で、数々の事を実現して来た二人であった。香月が、ここまで自分の信念や、考えを披露した事は無かっただろう・・。今、語り始めた、沢木の前で。


「沢木さん、やっとゆっくり二人でお話出来ますね」

「何年振りじゃろ・・こななくつろいだ気分になれるんは」

「沢木さんがメンバーに名を連ねて下さったお陰です。京西博士もメンバーのお一人ですから」

「・・最初はわしも、信じれんかったですわ。そやきんど、*安西博士のご研究を聞いて、肝潰しましたわ。数百年先の科学分野・・ど偉い理論じゃ・・理解は1割も出来とりませんきんどな、はは」


*白い雲SF編

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