『お祓い屋』の料金相場を考える
きっかけ高橋留美子先生の漫画『境界のRINNE』でした。
この作品は一話完結型コメディで、主人公の『りんね』がプロの死神として活動する話なのですが……その経済状況が悪すぎです!
悪霊などを一体成仏させるごとに百円単位の報酬で、それに使う道具の類も十円単位が基本といったレベル!
時折、本気で生命の危機にさらされているのに、報酬が千円にも満たないのは説得力に欠ける!
まあ作品的にはコメディなので、それはそれで問題ないですけど。
しかし、待てよ? 確かに『りんね』はアニメーターも裸足で逃げ出す超ブラック産業に従事しているけど――
本当に『お祓い屋』というのが実在したとして、その料金はどのくらいなんだ?
という疑問を持ちました。
『境界のRINNE』へ高い安いをいうためには、自分の中に明確な相場が必要な訳ですね。
なら考えてみよう! 思考実験に過ぎなくとも、興味深くはあります!
……というのが今回の趣旨です。
そもそも漫画やアニメなどの主人公が、プロとして『お祓い屋』をしていたのは、どの作品からでしょうか?
夢枕獏先生の『闇狩り師』に登場する主人公『九十九乱蔵』は、『祟られ屋』を自称してましたけれど、実際には職業的な『お祓い屋』でしょう。他の登場人物は、明確に『お祓い屋』を自称してますし。
この作品の初出が84年で、伝奇系の中興を担ったのが夢枕獏先生世代ですから……ここらがオリジンな時代かな?
しかし、残念ながら『九十九乱蔵』は事務所を構えたりせず、もっぱら口コミやら師匠の『真壁雲斎』から頼まれて仕事をしているイメージです。
もう完全に闇というか、裏の世界の人ですね。
報酬なども得てはいるようですが、明確に語られることはありませんでしたし。
時代は下って漫画『GS美神 極楽大作戦!!』辺りだと、当たり前に主人公『美神令子』は除霊事務所を構えていたりします。
また読者の立場からいっても、それが特別に奇抜なアイデアとも思えませんでした(「ガチでプロの霊能力者!」という視点は新しかったですけど)
『GS美神 極楽大作戦!!』の初出が91年のことですから、84~91年のどこかで創作の世界も、プロの霊能力者なんて概念だとか、それが事務所を構えていたりも当たり前となったようです。
ここで考えたいのは、どちらかというと『GS美神 極楽大作戦!!』よりな世界観です。
つまり――
・霊能力者が社会的に認められている
・お祓いは危険な任務で、死亡の可能性もある
・霊能力者は、それなりにレアな才能の持ち主
でしょうか?
さらに――
・最低限度、事務所と呼べる物件を専有
・裕福ではなくとも、自他ともに認めるプロとしての業務実績
があるとしてます。
……意外と取っ掛かりが無くて難しかったり?
現実の『お祓い屋』さんを参照する訳にもいきませんし(苦笑)
なので、とりあえず『死亡の可能性もある』をフューチャー!
まず心に浮かんだのが『スズメバチの駆除』業者でした。
日本に実在する商売で、請負形式、死亡の危険性もありと……類似点も多く思えます。参考にするべくネットで雇用相場を調べてみると――
なんと一件あたりは2~3万円で、命懸けの仕事としては相当に安い!
※ 厳密にいうと基本料金は1万円前後、ただし諸条件で追加料金発生です。
2~3万円とは色々な条件を考慮しつつ、実際に支払った側の情報も重視。
また意外にも業者は多いのか、数えきれないほどHPを発見できたり?
どういうことなのか不審に思いながら、もう少し突っ込んだ調査を開始。
すると、すぐにカラクリが解けました。実は――
我々素人が思うほど、ハチ駆除の仕事は命懸けではない
なようです!(驚)
これは刺されないための防具がしっかりしていて、さらに巣を取り除く道具も完備しているだけでなく、とどめとして――
アナフィラキシーショックに対抗するアドレナリン自己注射薬
というのを持ち歩いているから!
これはアナフィラキシーショックを緩和して、その間に病院へいくという発想のようです。
万能薬ではないでしょうが、いざというときの対抗策があるだけで安全性は高まることでしょう。
そういえばハチ駆除業者が刺されて死亡とか、ニュースでも聞いた覚えがありません。
どうやら一件につき2~3万円というのは「万が一での死亡は否定しきれないが、非常に運が悪いケースとして語り継がれる」レベルでの対価なようです。
ちょっと悪霊退治の叩き台にはなりそうもありません。
だって似たような料金なら、素直にハチ退治業者になります、作者は!
そこで別の業種に数字を求めることにし、外人部隊の年収などをリサーチ。
……うん。年収が判ったところで、雇用料金が調べられなきゃ意味ありません!
それに日本での相場が判らなかったら駄目ですし!
が、似たような業種でボディガードという商売がヒット。
リスクごとに細分化されてますが……日本でのハイリスクな人物警護って、相手が刃物や拳銃を持っている可能性も?
まあ拳銃所持までは視野に入れてないかもですが、とにかくリアルに命懸けを想定しているのは間違いないようです。
従事する人も日常的に訓練していたりで、スペシャリストではあるようですし。
また、業者は多くはなさそうですが、一応の雇用相場もあるようです。
「ふむふむ。これは叩き台になるな」と調べていたら――
高い! けっこうお高い!
ハイリスクの場合は1時間あたり8千円!
しかも、最低単位が1日8時間から!
つまりプロのボディガード1人に1~8時間護衛してもらうと、6万4千円!
2人だったら、その倍! 当然に残業になったら追加料金発生!
……漫画『シティハンター』とか、その系譜を継ぐ物語では、1週間ぶっ続けの24時間警護とが当たり前にこなしてますが、あれって相場で考えると――
1人あたり134万4千円!? 当然に交通費や消費税は別で!
だが、まてよ?
高いと思うのは早計かもしれません。
ハイリスクな命懸けの仕事へスペシャリストを派遣できて、お客も支払えるという……ギリギリだけど現実的な数値なのかもしれません。
なぜなら、参考にしたボディガードの会社は実在しているんですから!
それに作者が考えたいのは『お祓い屋』の料金です。
8時間以内に解決する除霊作業が6万4千円としたら……思ったよりも高くないような?
とりあえず叩き台としては利用できる?
次は事務所の経費を考えておきます。
おおよそですがオフィスを借りる場合、新宿などの人気地域で坪1万5千円、都下や各地方都市で1万円程度だそうです。
ようするに都内で坪1万以下は絶望的、地方都市でも繁栄している地域では同じとなります。
ちなみに漫画『銀魂』の『万屋』は推定専有面積30坪(内、事務所部分10坪)で、所在地が新宿歌舞伎町ですから……月々の家賃だけで約45万となります。
そりゃ貧乏にもなるわ! というか無駄に事務所でかすぎ!
首都圏の分譲マンションの平均が20坪程度(余裕で3LDKが作れる)ですから、そうとうに広いです。
まあ我らが主人公には、もう少し質素に働いてもらいましょう。
応接間――二人掛けのソファー×1、一人掛けソファー×2、膝丈のテーブル×1――のスペースが1坪。
部屋は区切られておらず、衝立があるだけ。
事務員兼電話番のデスク、主人公用のデスクを用意して1坪。
トイレや流しなど必要最低限の水回りなどに1坪。
書類棚などの収納スペース、絶対に必要な玄関などの部分で1坪。
これだけだとカツカツな配分となるので、1.5倍ほどして余裕を持たせる。
で、合計6坪?
よくある事務所に住んでいるパターンにすると、自室相当部分追加で+2坪(4畳半以下)で8坪? 当然にお風呂はないけど、何とかしてもらうことにします!
もう一見の客ですら狭いと感じるレベルですが、これでも繁華街なら月々12万円も家賃が掛かります!
電気、ガス、水道、下水道、インターネット、固定電話とインフラ代だけでも安くて3万前後? 住んでしまったら5万越えは確実でしょう。
薄給の事務員を雇うのに月々20万円――手取りは10万円台でボーナスなし。パートと大差なし――はかかります。
そして色々な方法論はありますが、広告費も月平均3万円ぐらいは必須です(タウンページに掲載され、業界の斡旋系のHPにリンク、年に一、二回はポスティングやティシュ配りを頼める程度?)
業界団体が存在したら最悪! 下手したら月々5万円取られます!(参考:弁護士)
月々の維持費は切り詰めても40万円はかかるでしょう。
ちなみに標準的な弁護士の個人事務所が月々70万円前後だそうですし、『貧乏な』と考えたら妥当に思われます。
しかし、これは年に直すと480万円で、『お祓い』一件6万4千円としたら……75件分!
75回も命懸けを潜り抜けて、手元には一銭も残らない!?
……まあ76件目からは儲けな訳ですが。
しかし、どれだけ儲かるかは重要です。
近年のサラリーマンの平均年収は400万強ですが……それ以下なら、危険な『お祓い屋』なんて誰もやる訳がありません!
レアな才能が必要で、さらには命懸けなのに、見返りが安全な職業以下では成立しないでしょう。
さらに我らが主人公は自営業者!
色々な計算方法はあるんですが、大まかにいうとサラリーマンの1.5倍は粗利を稼げてないと厳しいです。社会保険などは自前な上、退職金など全くありませんから。
つまり目標は600万!?
これを6万4千円で割りますと……約94回。先ほどの75回を加えると、計169回!
……大丈夫か? 一年って365日しかないんだぞ?
おおよそ週あたりに直せば、3.25件さばいている勘定になります。
いつも「貧乏だぁ。仕事がない」と事務所で嘆いている我らが主人公は、週に最低3回、多いときは4回ほど除霊の仕事をこなしているのであった!
……激しく説得力が足りない。
ですが、職業としては成立しそうかな?
週に3回のペースで除霊の実践をし、最低2人から相談を受ける(有料、弁護士参考で1時間あたり8千円)
……あれ? 相談に来る人より除霊される方が多い?
考え直しましょう。
2週間あたり5回のペースで除霊の実践。2週間に14人のペースで相談を受ける(14件の相談のうち、9件は霊的問題ではない想定)
一応は週休2日のペースも維持できているので、余計なお節介にも時間を割けれます!
週に1日は「仕事がない」と呻かせてもいいですし!
……まあ普通に考えたら、より精力的に働くことでサラリーマン超えを目指しますけど。それが自営業者の強みですし。
また事務所のグレードを上げ――具体的には維持費を月100万に上げ、共同経営型とする手もあります(100万という数字は、弁護士の実例を参照)
事務所そのものが標準以上にランクアップ、事務員も専業で正規雇用ボーナスありを一人、さらにパートタイムの補佐追加、各種宣伝にも力が入る(私鉄の窓上広告までいける?)
これで経営者一人あたりの負担が50万円はリーズナブルでしょう。
もしくは経営者は一人のままで、イソ弁ならぬ居候霊能力者を雇用。生まれる経済的余力で見習いの霊能力者も1~2人追加可能。
こうなると弁護士でいうところのボス弁レベルですが、イソ霊を増やせば更なる事業拡大も?
逆に下げる方向だと、事務所と事務員を電話秘書代行へ変更。
事務所は無くなりますが、基本維持費を10万前後まで圧縮!
……根無し草スタイルが可能な代わりに、お客さんの相談を受ける場所がなくなる弊害が。
「基本的に現場で話を訊くスタイル」とか強がらせる?(苦笑)
ただサラリーマン超えするのに、100回程度の実践で済むのは利点かも。
ここで作者、験算タイムに。
………………駄目かも?
一人の『お祓い屋』を社会人として成立させるのに、169回の実践が必要なのは厳しいです。
仮に『お祓い屋』が日本全国で100人いるとしましょう。
しかし、どのような業種であれ東京都、大阪府、京都府、北海道で半分近くが消費されます。つまり――
なんとか県には、プロ霊能力者が一人しかいない計算に!
というかマジに鄙びた県だと、ゼロも!?
また、そこまで霊能力者の数が少ないと、一人雇うのに6万4千円で済むわけがない!
そもそも日本に100人しかいないとか、霊能力者は百万人に一人の才能になってしまいます!
おおよそ一年に一人生まれるかどうかの超貴重種!
これは流石に凄すぎるので、プロとして活動している者だけで10倍の1000人。才能があっても断念しているなどで、さらに数千人は予備軍がいる。
これぐらいでないと、世界観がぐにゃぐにゃになりそうです。
しかし、1000人の霊能力者が1年に169体の悪霊を祓うということは、年あたりで約17万体が退治される計算になります。
去年に日本でお亡くなりになった方の数が、おおよそ125万人です。
不謹慎な話となりますが、この125万人から17万体の悪霊が誕生しなければ、遠くない将来に霊能力者は廃業へ追い込まれます。悪霊がいなければ、収入が絶たれるんですから!
ですが、125万から17万体というのが、また……おそろしい数字だったりする訳です。
直すと約13%。実に7人に1人が悪霊化する計算に!
7人とか酷すぎる数字だったりします。
父方の祖父母、母方の祖父母と自分の父に母と……必ずいる肉親だけで6人!
誰もが生まれた段階で悪霊騒ぎにリーチです! 上記の6人のうち一人は、高確率で悪霊化します!
ここは多くとも半分、できれば三分の一ぐらいに治めたいところです。
そこで三分の一、実践される回数を56回程度にしておきましょう。
これだと一年に生まれるべき悪霊も5万6千体、悪霊化確率も約4%程度に抑えられます。
……週ペースでは一回程度になりますから、少年漫画の一話に一体退治は事実に即していた!?
ですが、これだと『お祓い屋』の生活が成り立ちません!
月に6万4千円×4の25万6千円が売り上げでは、貧乏な事務所ですら維持できない計算に!
やはり料金も三倍にするべきで……19万2千円!?
おおざっぱにいうと――
毎週1回のペースで悪霊払いを実践(19万2千円)
週に4人のペースで心霊相談(1人あたり8千円)
月に直すと89.6万円。月経費の40万円抜いて49.6万円の収入。
これが12ヶ月で595.2万円。
でしょうか?
……595.2万円から所得税に住民税、年金に保険とか払ったらいくらも残らない気も。死ぬ気で節税の必要アリ?(苦笑)
まあ暇そうなスケジュールにもなったので、頑張ればより稼げそうではあります。
ちなみに諸経費は別計算です!
……この手の自営業で経費を料金に含めるのは、素人のやることだったりします。
10万円で仕入れた霊験あらたかな護符を使った場合、お客が請求される追加料金は10万円では済みません!
……というよりも定価10万円な専門商品を、プロは10万円では買いません。
通常は七掛けなどで購入し、お客には「特別に10%割り引いて9万円でいいですよ」などと言って請求するものです。それだけで自分は2万円の利益ですし。
つまり、極度に専門職の場合は、追加経費は増収のチャンスでしかありません。
……程度問題はありますし、ケースバイケースではありますが。
なにより前提として「霊能力が社会的に認められている」訳ですから、あまりに詐欺臭いことをしていれば調べられてしまうでしょう。
叩き台はできたようなので、あとはバランスになります。例えば――
・プロ霊能力者総数500人、除霊相場9万6千円、悪霊化確率約4%
・プロの霊能力者は、週に2回の除霊を実施、週に4人のペースで相談を受ける
なんて世界観にもできます。これはやや忙しい感じですね。
・プロ霊能力者総数500人、除霊相場19万2千円、悪霊化確率約2%
・プロの霊能力者は、週に1回の除霊を実施、週に4人のペースで相談を受ける
だってアリです。こちらは幽霊騒ぎが、より珍しい世界観となります。
ただ、相場を上げると別の問題点も?
20万円ですら、「命に別条がなければ我慢」という結論になりそうですが……それより高くなったら、死人が出ようとも放置の可能性も?(苦笑)
というか10万円でも厳しい可能性だって?
相場を上げれば上げるほど、金持ち相手専門の商売となりそうです(それはそれで物語としては成立しそうですけど)
さらにバウンサーやマンサーチャーなどの、少年漫画的な職業にも流用可能?
貧乏な事務所に経営者一人、見習い一人であるのなら、毎週20万円ほど売り上げがあれば成立する訳です。
それは一人のお客からでもいいし、複数でも構いません。
……それって漫画『銀魂』?
あそこは毎週20万円も売り上げてなさそうだなぁ(苦笑)
そもそも神楽というバイトもいるし、何よりも事務所が無駄に豪華すぎです。
アウトロー的な根無し草の場合、週に1回のペースで、報酬に13.5万円を貰っていれば成立しそうです。
53週で年に715.5万円。月々10万円を固定費として年に120万円を差っ引いて、595.5万円となります。
月に一回ペースだと54万円ですから、一気に胡散臭く?(苦笑)
どう考えても裏社会の仕事です、それは!
『九十九乱蔵』とかは、それぐらい取っていたのでしょうか?
……そもそも納税とかしてなさそうですが(苦笑)
まあ、ペースを守れれば有望な業種……それぐらいの相場を想像できたかな?
ちょっとノルマが満たせてない感じで、よくある貧乏主人公タイプ。
満たせているパターンだと、テンプレの有能なライバル業者。
みたいなイメージでしょうか? なので作者のファイナルアンサーは――
『お祓い』の料金相場は約20万円
(8時間以内に作業が終わる場合。事前の相談は別会計。交通費等の諸経費は別途請求)
とします!
また、この相場を動かすには、世界観側も変動させないと辛いでしょう。
………………これ、説得力あるのかな?
ご意見ご感想をお待ちしています!
〇いただいたご感想
投稿者: 秋月 忍 [2016年 09月 08日 09時 25分] ---- ----
一言
面白かったです。
日当、20万は妥当かもしれませんね。
お祓い+お清めとかだと追加料金かかりそう(笑)
ふつーに何日かかかるタイプなら、特殊商売なので100万は越えそうですね。
問題は、どんな業種として登録するのかも気になります。やっぱり宗教法人でしょうか? なぞです。
curuss [2016年 09月 08日 21時 07分]
私見ですが、実在の宗教関係は関われないかも?
仏教とキリスト教は、幽霊の存在を認めていません。
なので悪霊などが当たり前の世界では、もの凄く歪になると思います。
……世界観に合わせたオリジナル宗教を設立の必要あり!?
ご意見、ありがとうございました!
投稿者: 芍薬甘草 [2016年 09月 08日 02時 14分] ---- ----
一言
GS美神の世界観で行くなら、低級霊専門業者と大物専門業者で事情が変わっちゃうかな?低級霊なんてそれこそスズメバチみたいなものだし。
医者も1日に何十人も診察する眼科医より1日に1回手術する外科医の方がお給料いいから、そんな感じの世界観かも。
curuss [2016年 09月 08日 21時 07分]
何もかも均一料金で考えてしまったから、歪んでいたのかな?
平均20万円で考えても……少し微調整が必要かもしれません(苦笑)
でも、医者などを参考にするのは良さそうですね。健康保険関係が、やや面倒臭いですけど。
ご意見、ありがとうございました!