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CHAPTER.2

 

 《2》




 街の上空を、異常な低空飛行で進む航空機があった。轟音を迸らせながら、白い機体はある一点を目指して飛ぶ。地上の者も、この異変に気づいていた。耳を覆い、衝撃波から身を守るために体を縮めたリンガイアンたちは、航空機の向かう先にある〈王城〉に視線を飛ばすと、目を見開いたまま声にならない声を上げた。スピードを、緩める気配はない。風圧で空中に舞い上がった紙くずなどが渦を成して踊り狂う。〈王城〉は、煌々と光り輝いたままだ。


 だが、〈王城〉の隣にそびえる防星庁(ぼうせいちょう)ビル、通称〈砦〉では動きがあった。〈砦〉の屋上にあるヘリポートから、四機の小型飛行機が飛び立つ。操縦者はいない。その大きさは、大人の顔ほどだ。周囲にリンガイアンの姿はない。遠隔操作しているのだろう。四機はお互いに一定の距離を保ちながら〈王城〉の前までやってきた。そして、徐々に高度を上げる。鏡のようなビルのガラスに映った形は、周囲に淡い光の帯を纏ったボールだった。それが四つ、音もなく上空へと昇っていく。既に大気が鳴動し始めていた。大質量の何かが、来る。四つの球体は、ある一定の高度に達すると、上昇をやめた。間隔が広がっていく。ボールとボールとの間に相当なスペースができあがった。


 その様子を、強化ガラスの向こうから眺める二つの影。シエンとワボールである。


「このボールの動力も?」シエンが尋ねた。

「ああ、環力だ。どうやら、時間のようだな。シエンくん、念のため窓から離れた方がいい」

「いえ、大丈夫です。大丈夫なのでしょう?」

「それは……そうだが」


 ボール同士が頂点となり、巨大な正方形を作っている。ビルの五階分はありそうな大きさだ。「よし、ケーブルを接続しろ」ワボールが通信機に言った。心なしか、声が震えているように、シエンは感じる。

 上の二点から、まずは細い糸状のケーブルが吐き出された。下の二点に達すると、端子のような先端部分がボールに吸い込まれる。次に横方向へケーブルが射出された。重力に逆らい、水平方向への推進力を得るために微量の火薬が使用されているようだ。ボールの側面に僅かながら火花が見えた。


「標的は?」

「見えました」


 ワボールは通信機の向こうへ質問したのだが、答えたのはシエンだった。航空機は既に肉眼でも確認できるまで接近していた。シエンはごくりと唾を飲む。緊張はしていないはずだったが、足の裏からびりびりと何かが這い上がってくる気がした。


「よし、フィルター展開!」


 星室長官の声と同時に、シエンたちの眼前で、それまで何もなかった正方形の空間が歪んだ。「シエンくん、せめてもう少し窓から離れなさい!」シエンもその声には耳を傾け、後ずさりをするようにその場を退く。ガラスを貫通し、エンジン音が届いていた。建物自体にも微震が走る。


「長官」

「な、何かね?」

「フィルターの温度は、三百億度でしたか?」

「ああ、そうだ」


 ふと、シエンの脳裏に懸念事項が閃いた。


「物質は、確かに跡形もなくなるかもしれませんが、衝撃は?」

「衝撃……?」

「凄まじい速さで飛行してくる航空機が」向かってくる。やはりというか当然というか、実際に近づいてくる航空機の大きさには迫力があった。「要するにこのビルの手前で見えない壁に」高音と低音が同時に伝わる。高音は耳を介して脳に響き、低音は皮膚を通して内腑を揺らす。「激突するんですから」航空機の操縦室が見えた。内部は窺い知ることができないが、そう遠くない未来にどうでもよくなるだろう。「エンジンとか、爆発するでしょ?」シエンの背後で何かが割れる音。振動で、台の上に置いてあった花瓶が落ちたらしい。あちこちで同じような音が響いた。

 シエンはワボールを見た。彼もシエンを見ていた。額が汗でてかてかと光る。


「その、衝撃も燃え尽きるんですか?」


 フィルターと航空機との距離が限りなくゼロに近づく前に、シエンはワボールの肩を担いで駆けだした。ワボールも事態を飲み込めたようだ。不自由な片足を庇いながら、必死の形相で走る。フィルターに、航空機の先端が飲み込まれた。もはや二人には見えないが、それはまるで航空機の断面図が迫ってくるようだった。刹那の拍子にコックピットの内部が視認できたが、瞬く間に爆炎が吹き荒れて形を掻き消す。航空機断面の内部で巻き起こる炎は、フィルターを越えることができない。だが、シエンの危惧した通り、その衝撃波は〈王城〉に直撃した。ガラスが曇ったかのようにひび割れた。次の瞬間、それは驟雨のごとくビル内部に降り注ぐ。シエンとワボールの足下を、煌めく雨が掠めた。廊下の角へ倒れ込んだ二人は、ただ通り雨が過ぎるのを待つことしかできない。その衝撃は、外界の全てが建物内になだれこんできたようだった。


「こ、今度からはフィルターを離れたところへ設置することにするよ……」


 轟音によって一時的に聴覚が麻痺しているのか、シエンはワボールが何を言ったのか聞き取ることができなかった。不快な甲高いアラームが、脳内を跳弾している。しかしシエンの好奇心は、恐怖よりも先に首をもたげ、彼の足を強制的にホールへと向かわせた。後ろでワボールが何か喋っているようだが、聞こえないからいいだろう。


 靴底に、無数の微粒子が砕ける感触。ホールは輝く砂場のようになっていた。全ての装飾品やテーブルなどが粉々に砕け散り、彼の足下に転がっている。想像を絶する光景に、シエンはしばし目を奪われた。しだいに、混沌とした周囲の音が秩序を帯びていく。


「……に? ジャッ……内部……既に……!」


 ワボールの声も認識できるようになった。


「大丈夫ですか、長官」


 シエンがワボールの元へ戻り、声をかける。一見したところ、彼に外傷は見あたらない。通信機に怒鳴っていたようだ。これほどのことが起きたのに手放さなかったとは、感嘆に値する。シエンは思った。


「囮だった……!」ワボールの頬を、汗が滑り落ちた。

「囮?」

「今〈砦〉から連絡が入った。飛行場で、航空機をジャックしたリングレスの一人を確保したらしいんだが、そいつの供述によると――」


 無数の足音。


「長官! ご無事ですか!」ガシャガシャとガラスの破片を踏み越える音。


 どうやらワボールの護衛たちのようだ。今まで一体どこにいたのかと、シエンは目を細めて三人の男を見た。護衛がワボールを抱き起こすと、彼は興奮気味にまくし立てる。「会場へ戻る! 増援を要請しろ、全員、会場へ急行せよ!」

 ワボールは理由を説明しながら、さっさと行ってしまう。外の照明が床のガラスで乱反射しているのか、不思議な光が、足下からシエンを舐めた。


「……やれやれ、一応次期星主なんだけどな。俺を無視してまで行かなきゃならない緊急事態って、何なんだ、お義父さん(・・・・・)?」


 シエンはネクタイを外した。これだけ汚れれば、もうきちんとした格好をしている意味などあるまい。気道が広がって、呼吸しやすくなったように感じる。じゃり。シエンは背後に気配を感じた。


「……王族……しえん・りんがいあ……」


 低い声が聞こえると同時に、シエンの背中に堅い何かが押しつけられた。




 パーティー会場はパニック状態だった。激震は収まったものの、飲み物や食べ物があちこちに飛び散っており、視覚的にはホールよりもダメージが大きそうに見えた。ドアを蹴破るようにして、大勢の男たちが会場へ駆けこむ。全員手に銃を携えており、防護服の胸には、自分の尾をくわえ、一繋がりの円を形成している蛇の紋章がプリントされている。


「皆さん、その場を動かないでください!」


 部隊の中心から顔を出したワボールが叫んだ。会場内の視線が彼に集中する。


「お父さん、何があったの? それに、これは――」


 駆け寄ったのはマリアルだった。目にははっきりと不安と恐怖の色が滲んでいる。


「おお、マリアル無事だったか」


 ワボールは娘を力一杯抱擁した。


「長官、〈ウロヴォルス〉を動員するなんて、一体……」

「ガイエン陛下、〈王城〉にテロリストが侵入している可能性がありまして」


 〈王城〉とこのビルを呼ぶのを嫌っているガイエン。ワボールもそのことは承知していたのだが、自らの言葉に注意を払う余裕はなかった。マリアルやリエンの顔が引きつる。


「航空機での特攻は囮。彼らの狙いは恐らく、このパーティーに出席している貴賓の殺害にあると思われます」


 淡々と説明するワボールの顔は青ざめていた。その目はせわしなく動き回り、周囲を見渡している。リンガイア防星庁特殊部隊ウロヴォルスの面々が、怯えて隅に固まっている来賓たちに目を光らせる。サングラスに似たゴーグルを装用しているため、彼らの視線を読むことはできない。銃口は常に水平を保っていた。


「陛下、シエンは、シエンはどこに?」


 ガイエンにすがりつくようにして尋ねたのは、妻のネリスだった。

 シエンという単語を耳にしたとき、ワボールの表情が一瞬だけ曇ったが、それに気づく者はいなかった。「長官、この会場に、テロリストはいないようです!」ウロヴォルスの隊員がワボールに報告する。そうか、と呟き、ワボールは次の指示を出そうと口を開いた。


「すみません、皆さん、道を空けてくれますか」


 静まりかえっていた会場に、そう声がこだました。

 ワボールをはじめ、マリアルやリエン、ガイエン、ネリスらは反射的にそちらを見遣る。人混みがナイフで切られたように開いた。その先には、会場の大扉がある。開ききった扉の真ん中に見えた姿。「シエン!」静寂を破ったのはネリスだった。誰もが、一瞬で状況を理解する。シエンの脇には、スーツを着た男がいた。一見するとワボールの周囲を固める護衛風の出で立ちだ。右手が、シエンの背中に隠れて見えない。


「きっ、貴様!」ワボールが叫ぶ。無数の銃口が、一斉にシエンの隣に向けられた。「王子殿下を人質に取るとは、一体、何が目的だ!」

「無駄ですよ、長官」


 ワボールを制したのは、シエンだった。背中が痛い。さっきからこの男、不必要なまでに銃口を背中に押しつけてくる。穴の開いた部分に皮膚がめりこむ。スーツには跡が付いているだろう。まあ、こんなスーツはどうでもいいが。


「彼は〈ガイアタング〉を喋れません。片言の単語を解するだけです」

「シ、シエンくん……!」


 男は、シエンの背後から血走った目を覗かせた。唇を噛みしめているのか、うっすらと血が滲んでいる。「輪魄……冒涜!」男が言った。空気が張り詰める。


「しえん、わぼーる、交換! 命、わぼーる、交換!」


 リンガイアの公用語であるガイアタングが、たまに聞こえてくる。その場に居合わせたリンガイアンたちは、混乱する頭で、このリングレスの男が何を言わんとしているのか考えた。だが、銃を突きつけられた本人が答えを先に明かした。


「長官、彼の目的はあなたの命みたいです」

「な――」ワボールは絶句した。

「さっきから同じことしか言わないんですよ。長官と俺を交換しろ、って」

「お、お父さん」


 ワボールの袖を握って震えるマリアル。青ざめた様子のガイエン、ネリス、リエン。一人、冷ややかな目でそれらを見つめていたのはシエン。どうしてだか分からないが、全てがどこか別の場所で行われている演劇であるかのように見えた。そして、シエンがもっとも注目する役者はワボールだった。いずれ義理の息子になる男の命と、自らの命。現在それが天秤にかけられている。


 さて、どう出ますか、お義父さん(・・・・・)


 シエンは頬の筋肉を緊張させた。油断すると、笑い出してしまいそうだったからだ。


「む、無駄な足掻きはよせ。いくら王族を人質に取ったからといって、リンガイアから逃げることはできない」


 努めて強硬に振舞っているようだが、ワボールの声に力は感じられない。シエンはちらりと横目で、リングレスの男を盗み見た。充血した眼球は不自然なほど動かず、瞬きすらしていないようだ。懐柔策は効果なし、か。


「ワぼーる!」


 妙なイントネーションで男が吼える。シエンの耳に、ぶちりという音が聞こえた。唇を噛み切ったようだ。男の動悸が、銃を通して伝わってくる。ここまでしてこの男を駆り立てるものは何だろう。シエンは、遅かれ早かれ蜂の巣になるであろう、そのリングレスの過去や現在を思った。これまでの人生が華やかだったのか否かは分からない。だが、これからも続く命を、この場で散らせる覚悟を持って男は立っている。何がそこまでさせる。一体、ワボールの何が許せない。「わぼーるッ!」再び、男の命をかけた呼びかけ。シエンはワボールの返答を待った。


「リングレスの方」


 響いたのはワボールではなく、ガイエンの静かな声だった。


「人質には私がなろう。その代わり、息子を開放していただきたい」

 ガイエンは言葉が通じないことを考慮してか、身振り手振りを交えてリングレスに訴える。周囲の者が目を丸くして星主を凝視するが、本人はまっすぐリングレスを見据えたまま動かない。


 違うよ、お父さん(・・・・)


 息子を救おうと、身を挺して凶悪な犯罪者に立ち向かおうとする父親の姿。誰もが感服するであろう光景。シエンは心底落胆した。表情に出さないだけで、心の中では盛大な溜息を吐いていた。


 俺が見たかったのは、それじゃないんだ。


「長官」


 シエンはワボールに言った。これ以上は茶番だ。幕を引く必要があった。


「撃ってください」

「シエンくん!」ワボールが叫ぶ。

「彼は、恐らく〈鱗魄(スケイル)〉を知りません」シエンが何を言っているのか理解できないリングレスの男は、黙れ、というようにますます力強く銃口を押し付けてきた。構わずシエンは続ける。「これだけ密着されているとダメでしょうが、ウロヴォルスの流れ弾くらいは何とかなります。まあ、外すことはありえないとは思いますけど」

「シエン、お前――」


 珍しく父がうろたえている。シエンは不思議に思う。これが最善の策であることくらい、父には分かっているはずだ。このリングレスが使用している銃の種類は分からないが、現在まで伝えられているリングレス国家の技術レベルを鑑みれば、鱗魄(スケイル)を破ることなどできない。


「陛下、大丈夫です。これは私たちリンガイアンに与えられた絶対防御(・・・・)なのですから」

「し、しかし!」


 それでもワボールは渋っている。背中の銃口が震えだした。

 何をしてる。このままじゃ――。


「撃ってください」

「危険だよ兄さん!」


 うるさいぞ、リエン。危険なのは俺じゃない。男の呼吸が不規則に乱れる。固く噛み合わされた歯が、ガチガチと小刻みな音を立てた。


「お願いです」

「シエン……!」


 マリアル、頼むから隣の親父に言ってくれ、早くしないと本当に背中から腹部間にトンネルが開通するだろ。


「早く! もう、こいつは――」

「リングレス! 話し合おう! 今君の言葉が理解できる者を……」

「長官!」

「お願い! 息子の命だけは、どうか!」

「撃てと……言ってるんだ」


 初めて、冷や汗が背中を伝う。どうして誰も最短で事を解決しようとしない。こいつの眉間に一発撃ち込めばそれで終わるのに。「シエン!」それで、終わりだというのに。「殿下、まだ方法はあります!」何を気にしている。俺の体に、弾が当たるとでも思っているのか。「シエン!」ケガなんて。「シエン!」黙れ。黙れよ。「殿下!」お前ら、本当はワボールと同じなんだろう。同じなんだ。結局――。


 男が咆哮した。室内なのに、それは平原を走る風のように、反響することなく拡散していった。放射状に拡大する、目には見えない空気の層。シエンの頭の中にはこのとき、何も浮かばなかった。完全に飽和した意識の淵で、二つの光が煌めいた。時間が止まる。これまで何度かそうしてきたように、シエンはちらりと横にいるはずの男を見た。


 額に空いた二つの洞穴から、赤い液体がつぅと流れる。見開かれたままの目と、口。これまで異常なくらい強く押し付けられていた、背中の銃口から力が抜けて行った。耳を聾する爆音が巻き起こったのはそれと同時だった。シエンはゆっくりと、男から視線を外した。できそこないのパラパラ漫画のように、彼の顔が壊れていく様子は、見ていて気持ちのいいものではなかった。ウロヴォルスの射撃に、一切の情や加減はなかった。右半身に湿り気を感じる。リングレスの血液や、彼を構成していた組織や、何が何だか分からない物質が、シエンの服に染みた。


 銃声が止んだ。

 そうするつもりはなかったのだが、シエンは再びリングレスに目を向けた。驚くべきことに、男はまだ立っていた。脚部にあまり銃弾が直撃しなかったからだろうか。既に、男の顔は原形を留めていない。潰れたリンゴのようになったその顔で、血走った目がひとつだけ、悪戯にてらてらと輝いていた。


 誰かに名を呼ばれた。いつの間にか背中から離れていた男の銃口が、シエンに向けられる。「なぜだ」シエンは眉間に皺を寄せ、思わずそう訊いた。血まみれの指が、ゆっくりと引き金を引く。


「なぜお前たちは」


 爆発音と金属音が双発した。リングレスの銃口から放たれた銃弾は、シエンの顔の前で静止していた。それが床にできた血だまりに落ちると、糸が切れたように、男は倒れ伏した。シエンを銃撃から守ったものは、淡い光を放つ半固体のようなものだった。使命を果したその物質は、自らの指定位置に戻るべく、シエンの頭上で再び真円を描いた。


「そこまで、リンガイアンを憎むんだ」


 頬についた男の返り血は、既に乾き始めていた。






【続】

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