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巻ノ五十六 作者からの謝罪。愛を込めて(とかいうタイトルをつけたものの、内容はない)

「大問題だわ」


ふいにそう言ったのはマリーベル様だ。ちなみに作者は例によって真面目な話を書いた直後なので、この話のテンションが分からない。


「大問題だわ」


ガチャ。


はわっ。すいません。みんなー、マリーベル様話があるってしゅーごー。(あれ?こんなテンションだっけ?ま、いっか)

ダダダダと土煙りをあげながら、いつものメンバーが集まってきて、マリーベル様の周りに体育座りしている。なんか新興宗教っぽい。ちなみにいつものメンバーとは、ミス・グリーン(台詞打つのめんどい)、マイク(語尾考えるのめんどい)、ハミルトン(可愛い)、ヴェルカラ(キモイ)だ。多分これでよかっただろう。なんだか遠い昔にユージンとかいう哀れな奴がいた気がしたが、まぁいいや。知らない。

ハミルトンがすちゃっと右手をあげる。横断歩道を渡るわけではない。


「何が大問題なんですの?」

「何がって?そんなの作者の更新ペースに決まってるじゃない」


みんながシンっと静まりかえった。マイクだけが「右見テルテル、左ミジコー、もう一度右ミルモで●ン」と歌いながら高速で首を振っている。他は真剣な表情だ。


「oh~そのproblemに関しては私もマズイとthinkしていまシタ~」

「作者の奴、トゲソフトさんにすぐに更新するって言ってどんだけ放置してんだよ」

「どんだケロケロ~」

「今時点で26日よ」

「26日ですの!?」

「oh……」

「なんてこった」

「こったるんだお肉~」


全員が冷たい汗を流した。作者はマイクの佳奈化に危機を覚えた。以後自重します。

マリーベルが机を叩く。ダンっと鈍い音。というか、コイツら今どこにいるんだ?


「いまこそ、全員で行動を起こすべきだわ」

「そうデス!それでこそ自立したpeopleデス!!ただ文句を言うのはchildrenの好き嫌いと変わりがno noなんデ~ス」

「でも何するんですの?」

「おいどんは普通の台詞が喋れて嬉しいあるよ~あれ?なんか違う?」

「マイクがやばすぎるだろ」


同感だよヴェルカラ君。ただもうどうにもならないんだ。

そんな作者の嘆きを無視して、マリーベル様は素晴らしい美声でリンカーンもぶっ飛ぶ大演説をぶっかましている。……作者の描写もヤバいな(汗


「そうね……まずは作者がかまけてる、『真面目な方』とやらに乗り込んでブチ壊してやるわ」

「ha・ha・ha~wonderfulデスね~」


やめろぉぉおおおおお。行くなら作者其の2の方にしてくれ。私は関係ないからな。


「でも、作者其の2は見当たらないんですの」


だろうな。今其の1が書いてるわけだし。ていうか何の話だ、今回は。


「おいどんが思うに、トゲソフトさんに謝罪をする回だとおも……おもうなり?」

「コ●助か」


ちなみに今のツッコミの台詞が誰かは作者には分からない。見ればみんな首をかしげている。ミステリ~。


「というか、マイクごときがトゲソフト『さん』だなんて思い上がりも甚だしいわ。最低『様』にしなさい」

「トゲソフト様~」

「oh~マイクはficeだけはgoodデスからね~。危ないことになってマスヨ」

「つーか『様』で最低なのか?それより上ってなんだ?」

「『閣下』ね」

「トゲソフト閣下!?それはもう、どんな関係の人か分かんねぇだろ!」

「ちなみにあなたは『閣下』でも不十分よ」

「俺はマイク以下だったのかぁぁああああああああああああああああ!!!!」


ヴェルカラはすすりないている。作者は同情の眼差しを送った。確かにそれはショックだろう。まぁ果てしなく興味がないが。


「じゃあヴェルカラはなんて呼ぶべきなんですの?」

「トゲソフト陛下、猊下、聖下。向こうの性癖のよっては『さまぁ』とか『きゅん』もありよ」

「oh~それは名誉棄損でmoneyを毟り取られマスヨ~」

「それはそれで名誉棄損だろう」


ヴェルカラ……復活早いな。


「というか、こんなにトゲソフトさんの名前を連呼していい……でんがな?」

「おい。死ぬなよマイク」


なんか気付けばヴェルカラしかマイクに話しかけていない。……哀れだな、マイク。いや、ヴェルカラか?

まぁそれはいいとして(閑話休題って奴だな。言ってみたかっただけだけど)、確かに作者もそれは気になっていた。


「そんなの私は知らないわよ?責任取るのは作者なんだし」

「そんなのno problemデスヨ。いざとなったら、『トゲソフトっていう新キャラデ~ス。同名のアカウント?ha・ha・ha、I do't know。I can't speak Japanese!!』って繰り返せばいいんデ~ス」


それ、使えるのお前だけだろ、と思ったミス・グリーン以外の全員。遠くで佐藤先生も叫んでいるに違いない。

ハミルトンはとてもいいことを思い付いた、というように眼を輝かせる。


「バレる前に釜茹でですの!」


誰をだよ……。作者は疲れ果てた。そして結構書いたのに何も始まらない奇跡的な話。


「つーか、この話最新話まで読んだなんて天照大神も全裸で逃げ出す猛者が、こんなことくらいでキレるか?」

「ないわね」

「ないですわ」

「noデスね」

「ない……い…(困」


罰あたりだからやめろ。作者の成績下がったら君らのせいだからね。


「oh~サイキンのchildrenは――」

「あら、強制終了されたわ」


めんどいっす。だっていつも適当に書いてどーにか捻り出してるのに、ここまで何も出ないって……いったいどうしろという。作者は眠いぞ。


「じゃあ次回からの展開を考えましょう」


あ、ありがたいです。よろしくお願いします。


「わたくしは暗殺ものをやりたいんですの。みんなでザクザク人を切る話ですの」

「人斬りは、所詮死ぬまで人斬り――だっちゅーの」


やめろマイクぅぅうううう!!色々マズイ。


「oh~私の美少女特攻隊時代のstoryなんてどーデスカ?」

「面白そうね」

「でもそれ、俺ら出番なくね」


作者も新キャラはめんどいので勘弁願う。何気にキャラ多いし。……出さないけど。


「でも股間につけたアンコだけで、パン工場に入った異物を取りだした話は作者其の2も爆笑してたあるよ?結構面白いださ?」


疑問形やめろ。


「なんかさ~もうマンネリ化してね」

「同感ね」


作者もです。マンネリ化してるのに無理やり続けるほど迷惑なことはない、と作者は思う。某少年誌に異常に多いパターンだ。ちなみに作者は少年漫画はあまり好きではない。少女系ラノベをこよなく愛している。


「だからナンなんデスカ~」


はい。なんでもないです。もういいや。みんなでさ、適当に締めようよ。

それぞれ顔を見合わせると、一同は横一列になった。


「「「「「トゲソフトさん。色々ごめんなさい!」」」」」


…………なんだこれ。


ちゃんちゃん。

はい。そういうわけです(どういうわけ!?)。本当にすいません。

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