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夢物語  作者: 桜見夜経
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タイミング

トイレを済まして、教室に戻ると教室の中には5、6人しかいなかった。担任の先生がいたのでとりあえず見てみると「一限は体育だからグラウンドにいけばいいよ:と優しく教えてくれた。グラウンドの場所は幸いにもわかるため、着替えて早速向かった。


グラウンドに出ると既に更衣を済ませた人が雑談したりしている。ここでとある問題に気づく。みんなハチマキを額につけている。ちなみに僕はハチマキは誰からも貰っていない。仕方ないのでグラウンドに既にいた体育教員であろう人に聞いてみると、「〇〇先生から貰って」と言われた。これじゃあ聞いた意味がない、

〇〇先生って誰だよと思いながらとりあえずそれっぽい人が来るのを待つ。


少しして、いかにも運動が出来そうだが既に割と歳をとっている人が来た。あれは確実に体育教員だと確信できた。おそらく10人に聞いたら9人は体育教員だと答える見た目をしていたからである。


その教員の所へ行き、ハチマキがない事実を伝えたところ無事にハチマキを入手することができた。これで少なくとも見た目だけは周りに馴染めたはずだ。


準備体操を終え、僕にとって関門であるペアでの実技が始まった。当然僕は知り合いがいないので誰ともペアになれずに浮いた。周りは既に仲のいい人同士でペアになっている。何故ここまでペアができないか教えてあげよう。


僕の初登校は中学2年生の5月、体育祭が終わった次の週だからである。みんなある程度の交友関係が構築されてきた時に、初登校したのだ。


正直に言って浮く覚悟はしていた。でも実際は浮くってのは割とキツイ。「誰か余りの人がいないかな」と俺はそう思いながら、周りを見渡した。

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