プルプルとした鏡
ご覧頂きありがとうございます!
ここで、注意して頂きたい事が………。
・非難などはおやめください。作者が虚空を見つめて何かを呟き始めます。
・作者に文章力を求めないで下さい。発狂します。
・作者はn番煎じか分からないストーリーの作り方をします。被ったらすみません。
上記の3点です!
「え? なんで!?」
つい素っ頓狂な声が出てしまう。生まれて17年、こんなに純粋に驚いたのは何度目だろうか。
仕方ねーじゃねえか、そりゃ──
「か、鏡がプルプルしてる……」
──そりゃ俺がプルプルしてる鏡が我が家の洗面所に存在してるなんて知らなかったからだ。
プルプルしてる鏡とは、みずみずしい鏡のことである。例えるなら、まるで水面みたいにプルプルと。
「触りてぇ……。 めっちゃ触りてぇ」
半ば少年の様にニヤニヤしている顔が歪んで鏡に映る。いや少年だけれども。
好奇心がMAXになったので堪らず触れてみると鏡は美しい紋様を描いた。
あれ、もしかしてこれ、行けるんじゃね? 鏡に入れるんじゃね? 自分でもぶっ飛んだ考えをしているのは理解しているがそれ以上の好奇心が思考を圧迫する。そして──
スッ
俺はニヤニヤしながら鏡の中に入った。もちろん頭から。