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8.夜の森とボスのお話

「グルァァア!!」


 二足で立ち上がった熊さん――紛らわしそうだから茶熊さんにしようかな――が、咆哮を上げながら、大上段から両腕を振り下ろしてくるのに合わせて、四角盾を合わせる。

 流石熊さん、ズシンとした衝撃が伝わってくる。とはいえ、その衝撃も木の盾や鉄の盾で受けた時よりも結構少ないのは、新しい盾のおかげだよね。鉄の盾でさえ、若干後退ったのに、その場で踏みとどまれてるもん。


 腕を受け止めたことで止まった熊さんへ、カウンターで斬り付ける。うまく顔にはいったことで、思わず後ろに下がった茶熊さんの胴体へ、さらに追撃をいれて素早く離脱です。


 四角盾のAGIへのペナルティがいくらか影響が出るかと思ったけど、いつもとさほど変わらない動きができてます。ちゃんと毛皮のショールの上昇分で打ち消されてるみたいだから、ドラコさんにも感謝だよね。


 茶熊さんも体勢を立て直して、また二足で立ち上がると今度は腕を大きく振って、連続で左右の分回しが。茶熊さんの進むのに合わせて後ろに下がりながら、これもきちんと盾でカバーして、カウンターを熊さんの胴体に叩き込む。


 それから、茶熊さんの攻撃を盾で受けてはカウンターと堅実に攻め続け、無事討伐です。

 最後、叩きつけを防御した後のカウンターで倒したので、わたしのほうに倒れてんだけど、ちょっとヒヤッとしちゃった。


 攻撃を全部受け止められるから、かなり戦闘が楽になった感じ。盾が重く大きくなった分、ちょっと動かしづらくなるかなって思ったけど、そんなこともなく普通に扱えてます。それから、少し前は茶熊さんの時は回避が基本だったから、手堅く攻められるっていうのは成長した証だよね。ユリさんとドラコさんの装備品の影響が多い気もするけど・・・・・・。



「どう、ユキちゃん。問題なさそう?」

「うん、ぜんぜん。鉄の盾もそうだけど、この盾もかなりいい感じで使いやすいよ!」

「それなら、作ったかいがあったってものね。それじゃ、早速討伐に向かっちゃいましょうか?」

「ユリよ、それなのだが、少し慣らしで連携の確認をしてからにしないか?」

「前哨戦ってことだね!あたしは賛成!」


 ドラコさんの提案を受けたなっちゃんの一声で、軽く茶熊さんを狩って準備運動することになったんだ。


 それから数匹ほど、連携の確認をしつつ森の前で茶熊さんとの戦闘です。

 わたしはいつも通りターゲットをとって攻撃に耐えつつカウンター。なっちゃんは、後ろから敵の動きが止まったところに魔法を派手に打ち込んで攻撃。ドラコさんは、なっちゃんと一緒に魔法を打ちつつ、隙を見て槍を突き込んで攻撃。ユリさんは側面や背面に回り込んで槌打ち込んで時々熊さんの体勢を崩したり。


 ユリさんやドラコさんと組んで戦った時も早かったけど、なっちゃんが入ったことによって、それ以上にかなりサクサク倒せちゃいました。

 それとなっちゃんがものすごい張り切ってたみたいで、ばんばん魔法を打って茶熊さんのHPをがりがり削ってたんだよね。

 どうやら全部の魔法を取得してたみたいで、火に水に風に土にと、いろいろな魔法を茶熊さんに打ってたんだけど、最終的には火魔法を使うことにしたみたいで、火の玉がばんばん熊さんにあたってました。うん、一番派手に見えるからって気がするんだよね。夜で薄暗いのも相まって、一層派手になってるもん。

 それからこの戦闘で【重盾】が1つだけレベルアップです。ちょっとラッキー?



 そうして一通り確認が終わって、早速森の中へ。


 流石に外より若干薄暗いんだけど、結構月明かりが入ってきてて、真っ暗っていうほどじゃないのが救いかも。

 木々も鬱蒼としているわけではなくてそこそこ間隔があいてたり、また地面もぼこぼこしてないから結構歩きやすかったり。森っていうより森林公園?ってちょっと思ったり。



 ちなみにこの森は「熊の森」っていうそのまんまな名前で、昼の間は結構ぽつぽつと茶熊さんことブランウベアがうろうろしてるからってことらしいんだよね。

 森に入ったからといっても、ここタートの街周辺は最初の街ということもあって、アクティブモンスターはほぼいないそう。なので、森の中をのんびり歩いてるだけで戦闘自体はなかった。うん、戦闘はね・・・・・・。

 ここ熊の森の夜のモンスターは、物凄い好奇心が旺盛みたいで、プレイヤーを見ると、「遊んで~」とばかりに集まってくるみたいなんだよね。その襲撃を受けたおかげで、わたしは毛玉まみれになっちゃったりはしたんだけどね・・・・・・。


 この森の夜担当モンスターは2種類で、「モフッビ」というムササビみたいな生き物と、「ポテリス」っていうリスみたいな生き物。どちらも茶色っぽい毛並でハンドボールぐらいのサイズのくりくりのおめめがとってもキュートな動物さん。モフッビのほうはぬいぐるみのような手足がちょっとっ短めのまるまるもこもこした感じで、ポテリスのほうは、その名前の通りぽてぽてというか、ぽちゃっとした感じの体より大きなふわふわな尻尾が特徴のモンスター。


 わたし以外の3人は数匹じゃれついたりするぐらいで、それぞれモッフビやポテリスを抱っこしたりしてるのに対して、わたしだけは何故かモフッビに体中に突撃されたり、体にへばりつかれたり。そのたびに、その辺の木のほうへ軽くぺいって放ってたから面白かったのかも・・・・・・。ポテリスにいたっては、頭の上で一匹がぐでーんとのびて、半分寝てるみたいだし・・・・・・。


 そんな感じで襲撃を受けつつも、のんびり雑談しつつ奥へ奥へと歩いて、到着した灰色熊さん――灰熊さんでいいかな――の居場所は、中心に1本の大きな木が生えている以外は木がまったく生えてなくて、大きな広場みたいに開けた場所だった。


 だいぶ月の光も降り注いでて、森の中なのに草原みたいに明るくなってます。目的の灰灰熊さんなんだけど、中心の樹齢何百年とかいってそうな大木の根本で丸くなって寝てるみたいで、大きなまるまるとした毛玉になってる。うん、とってももふもふで気持ちよさそう。大きさは茶色の灰熊さんより一回りぐらい大きいかも?


「うむ。これより進むと灰色熊との戦闘になるが、皆準備はよいか?」

「問題ないよっ。あたしの本気を見せちゃうんだからっ!」


 なっちゃんの元気のいい返事に合わせて、わたしとユリさんもうなづいて。


「それじゃ、ユキちゃん。先陣はお願いね」

「うん、いって「きゅぴー・・・・・・きゅぷふ・・・・・・」くるよ」


 なんか変な声が聞こえたけど気にしないで、いざ、灰熊さんに突撃!



 まずは先手とばかりに、寝ている灰熊さんへ剣を打ち込んだけど、ふさふさの毛皮のせいか、あまり効いてなさそうな感触が。音とか、ぼふっていってたもん・・・・・・。


 素早く離れて距離をとりつつアーツの【タウント】も使うことも忘れずに。ターゲットが流れちゃったら大変だもんね。


 のっそりと起き上ってきた灰熊さんが、わたしのほうを睨み付けながら、二本足で立ち上がって、若干のけぞりつつ両手を振り上げて、


「グルゥゥゥ、グルゥァァァアア!!!!」


 びりびりとした衝撃が盾を通しても伝わってくる。うん、ちゃんと盾を構えたところでよかったかも。この咆哮は、灰熊さんの前方に若干のダメージのほかにノックバック効果のある吹き飛ばし、それから低確率で数秒のスタン効果っていうなかなか恐ろしいものなんだけど、かならず息を吸い込むために仰け反るみたいで、その間にダメージを与えてキャンセルさせたり、ガードの体勢を整えるといいらしい。

 ちなみに、敵の後方にいれば軽いノックバックだけになるそうで、なっちゃんたち3人はしっかりと後ろに回り込んでます。

 咆哮を放ったことで動きが止まったところへすかさず、なっちゃんとドラコさんが火魔法、それとユリさんが側面に回って足へ槌の一撃。


 うん、わたしも負けてられないよね。素早く灰熊さんのお腹に潜り込んで、剣で横なぎに一閃。最初に斬った時より、手ごたえが違うからいくらかきいてるみたい。さっきはふかふかのクッションをたたいたような感じだったんだよね・・・・・・。

 ここでようやく硬直が解けたのか灰熊さんの反撃です。

 振り上げていた腕を思い切りぶちあてに来るけど、しっかり見えてるので四角盾を構えてガード。ずしんとした結構な衝撃で後退りしつつも何とか耐えられた。HPバーが削られていないのはありがたいけど、茶色のほうよりかなり強力な一撃です。直撃したらあっという間にHPバーが割れちゃいそう。

 そんなことを思いながら体勢を立て直すと、灰熊さんの右腕が後ろに引かれてるのが目に入る。あれは、きっと交互に振り回す攻撃の予感って思ってる間に、遠心力を載せた強力な右腕が!けど、なんとか盾を構えてガードする。

 耐えたと思ったところへすぐに左腕、右腕と連打が襲ってきて、最後は耐えきれずに吹っ飛ばされちゃった・・・・・・。すぐにごろごろと地面を転がって立ち上がる。

 なんとか盾で受けられてはいるからダメージにはなってないけど、これはガードに頼っちゃうと不味いかも・・・・・・。

 灰熊さんも大きく腕を振りぬいた形からゆっくりと体を起こして、こっちを見つめてくる。ちょっとどやって見えたり、不敵に笑ってるようにも見える・・・・・・。


 うん、やっぱりこうじゃないと面白くないよね。せっかくの強敵です、その余裕の表情を崩させてもらいましょう。


 素早く灰熊さんの胴体に向かって走っていくと、迎撃とばかりに右腕を横に振ってくる。これは、きちんとしゃがんで回避して、すぐに胴体へ一撃をいれて背中側へ。

 ひらりとその場で反転してさらに背中への追撃を入れつつ、灰熊さんが振り返ってくるのに合わせてまた背中側へ。もちろんすり抜けざまに脇腹を狙って切り付けるのも忘れずに。

 そこへなっちゃんとドラコさんの魔法が灰熊さんの顔に直撃したみたいで、後ろで爆発音が聞こえてくる。

 少し距離をとって振り返ったところで、顔に魔法を受けて怯んでる様子の灰熊さんと、お腹めがけて思いっきり槌を振りかぶってるユリさんが見えた。

 それを見て、すぐに四角盾をしっかりと構えて灰熊さんの背中めがけて全力でぶつかっていきます。ぶつかった衝撃で後ろに軽く飛ばされるけど、灰熊さんのほうにも結構衝撃が入ったみたい。突然の衝撃と、先ほどの攻撃で怯んでたのもあって、バランスを崩してたたらを踏んでます。

 そこへ、


「ホーム、ランっと!せぇいっ!」


 掛け声とともに、ユリさんのフルスイングの槌が灰熊さんの胴体をとらえます!


 ズドンという音が結構な衝撃を物語ってて、灰熊さんも思わずといった感じで崩れて地面に転がっちゃった。


 好機と見たのか、なっちゃんやドラコさんもばんばん魔法を打ってて、ユリさんも追撃とばかりにまた槌を振りかぶってます。

 うん、わたしもこのチャンス、逃がすわけにはいかないよね!素早く近づいて、最初にユリさんが一撃を入れていた脚に連続攻撃とばかりに剣を叩きこんでいく。


 灰熊さんがようやく起き上る気配を見せたので、素早く全員離脱して注意深く観察することに。うん、結構攻撃を叩きこんでたけど、ようやく6割ほど削ったといった感じです。


「ユキよ!折り返しを過ぎたから、そろそろ狂暴化してブーストがかかる!注意しろ!」


 散会し終わったあたりで、ドラコさんが声をかけてきました。事前に聞いたところによると、ここから動きがより早く、より強力になるとかなんとか。


 灰熊さんのほうも仕切り直しといった感じで、仁王立ちして。


「グゥゥゥルゥゥァァアアア!!!!」


 再度の咆哮です。しっかりと盾を構えてガード、したまではよかったんだけど、衝撃は最初のよりも大きくて。今回はノックバックが発生したようで、少しバランスを崩して後ろによろめいちゃった・・・・・・。

 何とか体勢を立て直し、ってちょっと!もう目の前に灰熊さんがいる!だいぶ素早くなってるみたいです。


 目の前に来た灰熊さんはそのまま腕を引いて、ってまたあの左右の連撃が来るかも!なんとか1回目の右腕と左腕を回避したけど、体勢を立て直し切れてなかったから、バランスを崩してふらついたところに、追撃の右腕が!


 ガキンという音と、ズドンというものすごい衝撃に吹き飛ばされる。その勢いのままごろごろ転がって、勢いが弱まったところで立ち上がって、盾と剣を構える。ふ~、あぶないあぶない、なんとか盾を構えることができてよかった~。


 HPバーを確認してみると、うわ、ガードしてるのに3割ぐらい減ってる・・・・・・。この調子でガードしたり飛ばされたりしてると、攻撃できなくて完全に負けだよね。

 素早く初級赤ポーションを取り出してHPを回復しつつ、ついでとばかりに装備の変更です。

 四角盾と鉄の剣から鉄の両手剣にチェンジです。どうせ防御しても削り切られるならば!あたらなければいいのです!とってもとっても面白くなってきたよ。


 すぐさま走って灰熊さんの元へ。ターゲットは外れていなかったみたいで、わたしのほうに向かってくるのを、3人足止めしてくれていたみたい。


「ごめんね、すぐに持ち直すよ!」

「うむ、任せたぞ」

「反撃開始ね」

「ユキちゃん!道は作るよ!」


 そういってドラコさんとなっちゃんはほぼ同時に、火魔法を打ち込んで灰熊さんの顔のところで爆発が起こってる。

 怯んだところに、ユリさんが足へ槌をフルスイング!灰熊さんが少しよろめいたから結構効いてるみたい。

 その隙に、タウントを入れ直しつつも灰熊さんの胴体へ全力で横なぎを。うん、流石両手剣だけあって、片手剣の時と比べて結構効いてる感じ。灰熊さんもさらにふらついて、ここぞとばかりになっちゃんたちも追撃をしてる。

 灰熊さんも流石にまずいと思ったのか、腕を思いっきり振って周囲を薙ぎに来るけど、しっかりと見極めて後退して回避しつつ、灰熊さんの背後へ。

 腕を振り切って隙だらけの背中に、切り上げから振り下ろしの2連撃のプレゼント!


 灰熊さんも体勢を立て直して、こちらを睨んでくる。まだ闘志は失ってないみたい。・・・・・・後1割と少しHPが残ってるから、当たり前といえば当たり前なんだけど。

 そこから灰熊さんは最後の力を振り絞ったように、腕を振り回してくる。叩きつけから素早く3連の薙ぎ払い。掬い上げからの挟み込み。挙句パンチのように腕をまっすぐに叩きつけにきたり。一つ一つを丁寧に回避して、隙を見て両手剣を叩きこんでいく。


 そして、


「せいやぁ!」


 灰熊さんのパンチを躱しつつ、回転を付けて両手剣を胴体へ。その勢いのまま、さらに回転しつつ灰熊さんの背後に抜ける。灰熊さんのほうを向いて、次の攻撃に備えてると、少ししてずずんという音とともに灰熊さんは地面に倒れていった。

 それから徐々に、ポリゴン片となって空に溶けていく。この空に溶けてくところが結構綺麗です。


 それとともに、レベルアップのインフォメーションが流れて、灰熊さんの討伐が完了です。

 途中危ないところもあったけど、何はともあれ。


「終わったー!」


 勝利の時間をかみしめてると、なっちゃんたちも集まってくる


「ユキちゃん、お疲れ!さっすがあたしのユキちゃんだよ。あたしの目に狂いはなかった!」

「もっと大変かと思ってたけど、結構あっさりだったものね。いやー、流石ユキちゃんって感じね」

「うむ、流石ユキといったところだな。それにしても我らが討伐第一号、だ。これを知ったら彼奴らはどんな顔をするだろうな」

「きっと悔しがって特攻するんじゃないかな!うんうん、これは自慢できるよね!」


 みんなそれぞれ、討伐できたことで盛り上がってる。初日で灰色熊討伐という成果は結構凄いみたいです。あ、ちなみにドラコさんのいう彼奴っていうのは、β時代のトップギルドの連中、らしい。最前線を突っ走ってるからきっと悔しがるって見物だろうって、ちょっとその人たちが不憫かも・・・・・・。


「きゅぁ・・・・・・きゅぷる・・・・・・きゅぴー・・・・・・」


 討伐で盛り上がってたところに、気の抜けた鳴き声が。って、すっかり忘れてたけど、ずっと寝てたみたい・・・・・・。流石に戦闘中になればどこか行くだろうと思って、ほっといて戦い始めたんだけど、ずっと頭の上でぐでーんとしてたみたい。


「・・・・・・まだいたのか。ずっと頭の上にいたとしたら、物凄い大物になるかもしれんな」


 呆れ気味のドラコさん。わたしもその意見にはものすごく賛成です。灰熊さんの咆哮を受けたり、激しく動き回ったりしてたのに、ずれ落ちもせずにずっと寝てたと考えると相当大物・・・・・・なのかな・・・・・・・。


 最後の最後でそんなことがあり、気が抜けちゃったわたしたちは、そのまま地面に座り込んで休憩となったのでした。


お読みいただきありがとうございます。


次回更新は水曜日予定です。よろしくお願いします。

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