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独りの嘘吐き

作者: 月羊

処女作です

私は詐欺師だ



この世に生を受けたその時から嘘ばかりの人生だ



どんな事を口にしても虚を混ぜてしまう



おかげで面接には困らない等、役には立ったが不便の方が多かった



まず、誰も信じられなくなった

自分の嘘を他人に押し付け

他人を嘘つきに仕立て上げる



詐欺師だからこそ自分は他人にそれをされるのが怖くなり、信じるのを辞めた



次に、誰も信じてくれなくなった

これは当然だろう

自分を信じぬ者を信じようとは誰も思わない



こうして私は独りになった



最後に、自分が消えて無くなっていく

嘘にまみれ自分で自分がわからなくなっていく





私はもうすぐ消える










嫌だ

消えたくない

まだ生きていたい

誰かと触れ合っていたい

関わりを持っていたい



もう独りは嫌だ










誰か





私を









僕を











見つけて……


如何でしたか?

拙い文章力で本当に申し訳ない

こんな作品を最後まで読んで下さり本当に、本当にありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 文章の間隔のあけ方が、すごく上手いと思います。 読みやすいし、この話に自然とのめり込んでいました(*´∀`) [一言] 心の葛藤がすごく伝わってきます。 嘘をつきたくないのに、ついて…
[一言] 鳥肌が立ちました 主人公の心の葛藤が良く分かります とても読みごたえがありました
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