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episode7 ある少女たちのゲーム時間
普通に部屋でゲームをしている少女がいた。
それだけでは普通である。が、
彼女は何故か、袴を着ている。
それ以外は、無邪気に笑っている、平凡な少女だ。
彼女がゲームをしていると、部屋のドアが開く音がする。そこには二人の少女がいた。
一人は身長が高く、一人は低い。まさに凸凹コンビだ。
一人が
「また、ゲームしているの?」と呆れたようにいう。
するともうひとりは
「大丈夫なん?」と聞いていた。
ゲームをしている人は気にもとめずに、
「まあいいでしょ。」と言った。
そして二人に向き直り、
「二人こそ大丈夫?」と聞いていた。
すると二人のうちの低いほうが
「洋服見てわからないの?仕事終わりだけど。」という。
するとゲームをしていた少女は二人に
「一緒にゲームしよ。」という。
二人は彼女らしい言動に笑ってゲームを手に取った。
ある日の普通の学生らしい出来事である。
その部屋には、三人の元気な笑い声が夜までこだましていたとさ。




