episode3 ある少女の推理
ある村で連続殺人事件が相次いでいた。
ある夜、真夜中のその村にある三人の少女がいた。
三人の少女はマントを被っておりこちらから顔は確認できない。
そのうちの一人が
「やはり、連続殺人事件は鬼の仕業のようですね。」と断定するように言った。
残りのうちの一人が
「そこまで断定できるか?」と言う。
するとさっき言った少女が、
「ほぼ断定で間違いないです。というのも鬼の匂いがするのと、
殺害された時刻、そして場所が鬼が好むものだからです。」というと、
一人が
「場所ですか?」という。
さっき断定した少女は
「ええ。殺害された場所がどこの家も村のハズレ、そして後ろに森が広がっている家でした。全部裏口で森に近い。逃げやすいということを指していますから。
それにこの村の人が犯人だった場合、こんな引きちぎるようなあとは残らないはずですから。」
と言った。
年が比較的若そうな子がそれを聞いて、
「じゃあ今日狙われそうな家はこの端の3つの家のどれかということだね。」と言った。
3つとも隣接しておりそのへんを張っとけば鬼を確保することはできそうだ。
三人は死角になるところに結界を一応張って隠れていた。
するとガサガサと近くで音がする。そちらの方を向くと、
「やっぱり鬼でしたね。」
そこには鬼がいた。
さっき推理を披露していた少女が
「少し待ちましょう。私が思うに、、、。」というと
少し立つと
もっと音がして
あと2匹の鬼が現れた。
一人が
「よくわかったね。」というと、
彼女は笑って、
「3パターンの殺され方でしたからあの3匹でしょう。あの家に入る前に仕留めてしまいましょう。」
と言って立ち上がり三人は事前に言っていたホーメーションでその鬼たちと戦ったのだった。
一人が先鋒で三人を指し動けないようにし、
後ろにいた魔法使いと思われる少女が
「、、、、、、、、、、、、、完全消滅」
というと目の前の鬼が一瞬にして消え去る。
彼らは任務を終えたと一息つき、依頼人に伝えると、大喜びしてくれた。
後でなにか送ると言ってくれたが、魔術師団は国の機関だからと拒否した。
だが、なにもないのは相手のメンツが立たないということだったので、
新鮮な野菜をもらった。
最初に言っている通り、魔術師団は赤字すれすれの経営状態。
彼らが鬼退治したとしても、対して収入はない。
でもなにかもらえるだけで満足だと彼らは思っていた。
三人は帰ると、魔術師団の冷蔵庫に寄付したのだった。




