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3 半年前の事件

前の続き。

森の中を歩いていく。

本当にこっちの方なのかと思って彼女に

「本当にこっちであっているんですか?」というと、

彼女は

「、、、、、、。」と何も返さない。


森の中を三十分ほど歩いただろうか。


森の中にログハウスのようなおしゃれな家があった。

そこだけ少し開けている。

花壇のようなものがあり手入れがされているようなので、人は住んでいそうだ。


彼女はその家の前に立つと

「ここです。」と言ってその家のドアを開ける。


ドアを開けると一人の少女が出てきた。


「ようこそ!魔術師団へ!」



中に案内され、中にはいると、中は洋館のようででも普通の家のような作りだ。

ちょっと拍子抜けしたのは俺だけではないだろう。


知らぬ間にここまで俺らを連れてきてくれた少女は消えていて、

幽霊だったのか?と思ってしまった。


まあ、再会することがあったら、ありがとうといおうと心に決める。

中にはドアを開けた少女と、大人しそうな少女の二人だけしかいなかった。


ドアを開けた少女が


俺らを応接間に案内すると、

「ようこそお越しくださいました。私は団長のリンと言います。こちらがリム。

 他は今外出中でして。御用をお聞かせ願えますか?」と言った。


俺はびっくりして

「あれ?知っていると思っていました。」というと、

団長さんは

「え?なんか用があるから時間を取っておいてくれみたいな話を聞いたのですが。」と言われた。


すると俺の親友が

「あ、実は俺らが巻き込まれた事件についてなんです。」と言って、話し始めた。




















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俺らは今から半年前に起こった事件の被害者です。


よくわからない人に放課後連れ去られて、目を開けると暗い暗い地下室のようなところにいました。

たくさんの人がいて、その中には俺の同級生がたくさんいました。


俺の中学校の同級生を集めて誘拐したのだろうと思いました。

半分以上が中学の同級生でしたから。





こんなに行方不明者がいるのに、全然助けに来る人がいなくて、俺らはいつ死ぬかわかりませんでした。


地下室にはペットボトルの水がすこしだけあったので生き延びれましたが、

もう死ぬだろう。

誰か来てくれとみんなが願っていました。

もう、餓死状態のメンバーもいたんです。


そう思ったときに、何故か音がしたんです。金属音みたいな。

見たら鬼のような人物と、フードを被った人がいたんです。


その人はなにか言っていたのですが聞き取れなくて。


知らぬ間に俺の近くに鬼が来ていて、もう死ぬと思ったときに

少女が鬼の魔法を受けてくれたんです。手に当たったのでしょうか、腕は真っ赤にただれていました。


それでも俺らを助けてくれて、

結局その人はその鬼を倒すと、

俺の近くに近寄ってきて

「怪我はない?」と聞いてきて、

俺がないと言ったら、良かった。って言ってくれたんです。


結局俺らがなぜ誘拐されたのかわからないまま、今に至っています。



✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥✥









団長さんは俺らの話を聞くと、

「半年前。ということは百人ぐらい誘拐された誘拐事件か、、、・。」と言われた。

知っているみたいだ。

「で、どういう情報がほしいの?」と聞かれたので、


「まずは助けてくれた人にお礼を言いたいです。

それと、全貌を明らかにしてほしくて。」というと、


団長さんは困ったように

「わからないの。」


「え・・・」


「わからないの。その事件。何があったのかも。跡形もなく犯人が消えていて。

誰が関わったのかも、わからない。って。よくわからないのはこちらもなのよ。

ここまで来てくれたのに。ごめんね」といった団長は本当に申し訳無さそうな顔をしていた。


すると団長が

「わかった。こちらの落ち度もある。きちんと調べるわ。でも、これだけは約束してほしいの」と言われた。


「その事件の全貌がわからなくても、こちらとはどちらも不利にならないような関係を築いてほしいってこと。それと思い出した情報があったらバンバン教えてほしいの。」と言われた。


魔術師団と俺たちの協力関係がこうしてできた。




















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