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episode 10 過去と今と未来の私達へ

私には友だちがいる。

私の上司に当たる少女だが、魔術師団開始前からの友達だったので、普通に呼ばせてもらっている。

私が本部に仕事をしに入ると、お目当ての少女が書類とにらめっこしていた。


「今日は非番?」と聞くと、

「うん。」と言って、書類を開いて、判子を押している。

昔よりも随分性格が丸くなった。

昔はもっと元気で、はしゃいで積極的に話しかけるような少女がここまで変わるなんて思わなかった。

昔の私みたいだと思う。

彼女は昔、クラスで浮いていたことがあったと言っていた。

その時の自分に戻ってしまったみたいだって、笑ってた。


何があったのかはわからない。

師匠をなくしてしまったので、すごく気落ちする気持ちはわかる。

かなり罪悪感があるのだろう。

でも、それだけではない。

あのあと何があったのか。

頭を働かせるが、思い当たりがない。

あの子をこんなに変える。

真反対にしてしまう、事件。


無理に笑顔を作るのも、見ているのも、辛い。

でも、笑顔になって欲しいって言うのも、間違えてる。

彼女がまた元気を取り戻すために、彼女が隠していることを調べるのは、

私の理念に反する。

でも、彼女が心配していることを取り除きたい。

そう思ってしまうのは私だけだろうか?


だが、なにか引っかかる。

あの時期にあったことで、なにか彼女に関連がありそうな事件に会ったような気がする。


何だったっけ、、、。


今日も彼女は働いている。

でも、彼女はいつか元の笑顔を見せてくれる。そんな出会いがあることを期待して、

今日も彼女の片腕として働いている。


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