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21.整えられた舞台、上がる幕


はじめに声を上げたのはドーソンだった。

ドーソンは立ち上がり、意味が分からないという風にヨハンと俺を交互に見る。


「ヨハン……、一体何を言っている……? どういう意味だ、今のは……」


「そ、そうよ、ヨハンちゃん。馬鹿言わないで、だってロニーは……」


エリアも同じような反応だ。

彼女はこの光栄な場に、俺の名前が呼ばれることさえ好ましくないといった表情だった。まあ、当然の反応ともいえるが。


しかしそんな両親のうろたえる姿を見て、ヨハンは不敵に首を振る。


「何を言ってるもなにも、言った通りの意味だよ」


「馬鹿な……! ロニーは魔法が使えないし、剣も振れない。それがこともあろうに高名なダミアン様と手合わせをするなどとあり得るはずがないだろう……!

も、申し訳ありません、ダミアン様。今ヨハンに言って聞かせますので……」


ダミアンはそれを聞いて、地面に腰をついているヨハンに顔を向けた。


「…………ヨハン。私が今回指南を承ったのは君についてだけだ。

兄上の指南については依頼の範囲外だし、それにドーソン殿の言う通り、魔法が一切使えないと聞いていたのだが?」


「ま、仕事上の契約っていうんなら別にいいけど。でもそういう話なら、僕はさっきの魔法のタネは教えないよ」


「む……」


ダミアンは眉根を寄せて唸る。そして俺の方をちらりと見た。


「魔法が使えない者と手合わせをする術を、本来魔術師は持ち合わせていないのだ。剣に覚えがあるならいざ知らず……。一方的な戦闘を手合わせとは言わない」


「大丈夫だって。一方的になんかならない。やってみれば分かるから」


そんな風に軽く言ってのけるヨハン。

はいそうですかという訳にもいかないダミアンは、困り果てた表情を浮かべた。


飄々とした態度を崩さないヨハンに対し、俺に集まる目線は厳しいものだ。いつもは無視をするばかりの使用人たちが一斉に俺を睨んでいる。


ドーソンとエリアが座ったまま振り返り、俺に顔を寄せて耳打ちをした。


「ヨハンが何のつもりか知らないが……、公衆の面前で醜態をさらすなどありえんことだ。とにかくお前から言って辞退をしろ、いいな? こんなことならお前を列席させるのではなかったのだが……。」


「ロニー、これはヨハンちゃんの晴れ舞台なの。お願いだから、これ以上邪魔しないで」


「…………」


俺は二人の言いように、いっそ笑いそうになった。

それは俺が魔法を使えるようになったという可能性など、露ほども考えていない言いぶりだった。


俺は厳しい視線を身に受けたまま、椅子から立ち上がる。


「……ダミアン様、弟が我儘を言いました。無礼をお許しください」


視界の端のドーソンが、そうだそれでいい、という風に俺を見ている。

何もするなと。いつもの通りに、いないように振る舞っていろと。



『――――今まで馬鹿にしていた奴らの、度肝を抜いてやろうぜ』



頭の中にあの精霊のにやけ面が浮かんだ。


俺は唇をなめ、一歩前に出る。


「ただ、俺からも我儘を言わせていただきたい。

一度で結構です。好きな時に試合終了としていただいて構いません。なので是非、俺と手合わせを……」


「――おい!! ロニー!!」


ガタッ、と椅子を蹴るような音とともに、ドーソンが大声を出して立ち上がった。

見れば、目を血走らせ眉間に青筋を立てている。

怒りだとはいえ、父からここまで強い感情を向けられるのは久しぶりだった。


「貴様、一体何を企んでいる……! ナラザリオ家の家名に泥を塗る気か……!?」


「いいえ、お父様。滅相もありません」


「ならば何故……! こんな馬鹿げたことを口走っているんだ!!」


「それは、これから見ていていただければ分かります」


「何を見ろと言うんだ! 魔法も使えないくせに!」


「見ていただければ分かります」


「…………! 貴様に割く時間など私にはない! 今こうしている瞬間も、貴重な時間が貴様なんぞのために無駄に消費されているんだぞ!」


「お父様、俺は――――」


「――――」


父の瞳に黒い影がよぎった――、と思った瞬間、自分の頬からゴツッという鈍い音がした。

口の内側に血の味が滲む。


「下がっていろ……!! まったく、頭を打っていよいよおかしくなったのか!? 不愉快だ、貴様の顔を見るのも……!! 部屋にでもこもっていればいいものを……、これ以上私の頭痛の種を増やすんじゃない!!」



中庭が痛いほどの沈黙に満たされていた。

場にいる全員が、俺と父を見ている。

父はその目線に気付いて、自分が怒鳴っていた事と息子を公衆の前で殴ったことにハッとしたようだった。


「…………」


父の反感を買う事は分かっていた。

それを承知で、ヨハンが言うこの案を飲んだのだから。



「私は構いませんよ、ドーソン殿」



そんな耐え難い空気を切り裂くように、しばらく成り行きを見守っていたダミアンが柔らかく言った。


「ロニー、さっき君が言った条件でいいのなら申し出を受けよう

……ヨハン、これで私が試合を終わりとすればタネを明かしてくれるな?」


「そうだね。

――――でも、きっとそれどころじゃなくなると思うよ」


「…………?」





正直な事を言うと、今日ここへ来ることへはあまり積極的ではなかった。

旧知の仲であるマルドゥークから推薦がなければ、伯爵家のボンボンの指南役の話など歯牙にもかけなかっただろう。


だが、刺激と言うのはどこに潜んでいるものか分からない。

私は今日それを思い知った。

こんな辺境で神童ともてはやされている少年などいけ好かないと思っていたが、ヨハンは実に面白い才能の片りんを垣間見せてくれた。


まだつたない。魔法の応用の仕方としてはいいとこ50点だ。

だが、磨けば彼はきっと相当な光を放つだろう。

若い才能を発掘する喜びを、私は久々に実感した。


だから伯爵家の中の多少のゴタゴタ程度には目をつむろう。どんな家にも大なり小なりの事情があるものだ。どれも私には関係ないが。

正直面倒だが、どのみち長引きはしないだろう。試合終了の采配も私にゆだねるようだし、適当にあしらって納得してもらえばいい。


――――そう、思っていた。


私はヨハンの件で先入観をもって判断する愚かさを実感していたつもりになっていて、その実全く学んでなどいなかったのだ。




「な、なんだ……、それは……!」


だからこそ――、私は思わずそんな間抜けな声を漏らしてしまった。

この王都最高の魔術師たる私が他人の魔法を見て、そんな声を。


「あれ、どれだけ強力な魔法を使っても構わないと仰っていませんでしたか? それともあれはヨハンの時だけの特例でしょうか?」


「そ、そういう訳ではないが……、これはあまりにも話が……!」


「? ダミアン様ならどんな魔法にも対応なされるでしょう」


ナラザリオ家の長男ロニーは、そう事も無げに言う。


何だこいつは。

ナラザリオ家の長男は、魔法の素養が一切なくて、領民からも馬鹿にされているという話ではなかったのか。



これでは、話が全く逆ではないか――。



ロニーは動揺する私にかまうことなく、木の枝を振り下ろす。

するとその動きに合わせて、彼の頭上で回転していた巨大な水の塊が、私めがけて降りてきた。


しかし、その規模がとにかく尋常ではない。プールの水でも丸く固めたかのようだ。

こいつは中庭ごと水に沈めるつもりなのか……?


ここまでの物量になると、光魔法では防ぎきれない。水魔法では逆効果。ならば――――。

私は両手に全力の魔力を込めて、ゆっくりと迫る水の塊に向けて放った。


ドン! ドオオオオン!! という爆発音が響く。 すると巨大な水の塊が爆炎によって蒸発して形を失った。が、及びきらなかった残りの水が雨のように中庭へ注ぐ。


「あっつ。これが火属性の魔法か、初めて見たな……」


ロニーは花火でも見上げるように首を上に向けていたが、すぐに目線を私へ戻す。


「光、水、火――とは、さすが高名な魔術師殿です。もしほかの属性魔法もあるなら、是非見せていただきたい」


「――――ッ、その前に説明をしろ! い、今のめちゃくちゃな規模の魔法はなんだ。何かタネがあるのか、もしかしてその手に持っている木の枝に何かあるのか……?」


「おっと、これを奪われるわけにはいきませんね」


「なるほど、それだな? 終わった後に君にも説明してもらう事が出来た……!」


私はロニーの持っている木の枝に狙いを絞り地面を蹴った。ただの蹴りではない。足元から土魔法を発動し、瞬間的に速度を跳ね上げたものだ。

さきほどヨハンの背後を取ったのもこれだった。


だが、私は次の瞬間にそこにあるはずのない壁に体をぶつけた。


「ぐっ――――!?」


否、壁ではない。またも水の塊が私のいく手を阻んだのだ。

ロニーは私のスピードを見切るまでもなく、水魔法の圧倒的物量に物を言わせて接近を妨げたのである。


立方体状に形作られた水の壁にすさまじい速度でぶつかった私は、そのまま体を取り込まれ、宙に持ち上げられる。


まずい――。


私は慌てて火魔法を発動してそれを逃れる。

何とか地面へと降り立つが、あまりにも焦って爆発させたため自分の身まで少し焼いてしまった。そんな初歩的なミスを私が犯すこと自体が屈辱だった。いつもは誰かを叱る立場のはずなのに。


いいや、そんな反省は後にしよう。

とにかくあの手に持つ枝を奪うのだ。


私は着地と同時に、もう一度土魔法を発動する。

さっきよりも、もっと鋭く地面を蹴った。

一歩、二歩、一度フェイントを入れて、三歩目でかすめとる――。


バチンッ!!


「――――」


私の指先がロニーの体に届こうとしたその瞬間、何かが強く私の手を弾いた。

そこで気づく、ロニーの右腕を囲うように薄く水魔法の膜が形成されている。

しかも高速で回転し、手を突っ込めば指が落ちそうなものが。


「さっき見せてもらった、手を覆うように魔法を発動する技――。なるほど便利だ、ちょっと危なっかしいが……」


ロニーが自分の手元を見下ろし、感心したように呟く。

私はその、まるでさっき見たから真似してみたというような言いぶりに言葉が出なかった。


「これで4属性。本で読んだ限りでも相当に珍しいことだ。

しかも、土魔法を応用して高速移動に用いるとは……。ヨハンの時もそれで背後を取ったという訳か……。フィオレットの使い方の応用とも言えるが、威力がまた桁違いだ……」


高密度のかつ大規模な水魔法が使用されたことによって、あたりには水煙が漂い始めていた。

私たち二人の姿を周りから隠すように、煙が渦巻く。


私はじんじんとしびれる右手をさすりながら、独り言をぶつぶつと呟いているロニーに思わず問うた。


「………………馬鹿にしているのか」


「――――え? まさか、何故そんな事を」


ロニーは驚いた表情で顔を上げる。


「……さっきのもめ事も、もしかして茶番か何かだったのか? 醜態をさらされているのはひょっとして私の方という訳か」


「と、とんでもない。俺は今、本気であなたに挑んでいるんですよ。

……自分が魔法を使う所をこの屋敷の者達に見せたい――、と考えたのは事実ですが茶番で父親に殴られる馬鹿はいないでしょう」


「では、君は両親にも領民にもこの力を秘密にしていたと言うつもりか」


「ひ、秘密と言うと語弊があるかもしれません。実際数日前までは、俺に魔法は使えなかったんですから」


ロニーは私が耳を疑うようなことを簡単そうに言う。


「…………数日前まで? ば、馬鹿な……、じゃあ、これはなんだ。ある日突然これだけの魔法が使えるようになったとでも言うのか? そんな話があるものか!」


私がそう責め立てると、ロニーは困ったように笑って言う。


「別にある日突然じゃありません。魔法について研究を行い、しかるべくして使えるようになったんです」


「研究、だと……? どういう意味だ……?」


「お話なら試合の後に、巻き込んでしまったお詫びにいくらでもしましょう。ヨハンが使った水魔法の応用についても俺の方が詳しく説明できるはずですから。ですがまだ試合中ですよ」


「…………この試合を続けることに、何か意味があるのか? 君の言う事が本当なら目的は達せられたのだろう」


私が半ばイラつきながらそう言うと、ロニーは一瞬目を丸くし、そしてすぐに首を振った。


「確かにそうとも言えます。でも俺はあなたが使う魔法を、もっともっと間近で観察をしたい。もっと見せて欲しいんです」


「ま、間近で観察だと……? 

な、なんだその薄ら恥ずかしい台詞は……!?」


ロニーが私を見るまっすぐな目線に意図せず声が裏返る。彼はそんなことには構わず、一歩距離を詰めてきた。


「こんな田舎では手に入る本も限られてる。だから実際の魔法を目にするのが一番いいんです。しかし日常生活で使う以上の魔法となれば目にする機会は稀だ。それも国の最高魔術師の魔法を目の当たりにできるなんて望外な機会、もう二度とないでしょう」


「だから何を言って……。お、おい、何故どんどん近寄ってきている……!」


「さっきの爆発の様な火魔法は何なのか。いったいなぜ何もない空間が発火し、何を媒介にして爆発を引き起こしているのだろう。人の体を飛ばすほどの土魔法のエネルギー源は何か。光魔法はどのようにしてあそこまで高密度の壁となりうるのか、厚さは? 範囲は? 持続時間は?」


ロニーは私に問いかけているようでいて、自問自答をしているようでもある。

そして気付いているのか気付いていないのか、いつの間にか私の顔の間近まで近寄っていた。


「ち、近いと言ってるのに!!」


私は思わず両手を伸ばして、ロニーの体を遠ざける。

するとロニーは、我に返ったように後ずさりした。


「――――はっ! し、失礼しました!」


慌てて居住まいをただすロニーと、訳が分からず顔が紅潮する私。

両者の間に何とも言えない空気が漂った。


「と、という訳で俺はダミアン様が終わりと言うまで試合を続けていただきたい……。もし俺の態度が不愉快だというなら、今すぐ終了と宣言をして下さい。

……行きますよ」


「!」



すぐに言葉を紡げない私に対し、ロニーが枝を振る。

すると二人を囲んでいた水煙が瞬間的に消失。観客の姿が再び視界に映る。


そして同時に、彼の眼前に水の球が無数に生じた。


無数に――、それは文字通り数える事さえもあきらめたくなるほどの大量の弾丸。

さきほどヨハンが同じような技を見せたが、数だけで見れば100倍ほどの物量がある。


私はいまだ状況の理解が及びきらないままに、とにかく光魔法を前面に展開した。

勿論さっきよりも、分厚く広範囲に。


瞬間、


ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ――!!


という金属同士がぶつかるような鋭い音が弾けた。

余りの弾丸の多さに視界も定かではない。しかし瞬時に感じる。いかなるものも跳ね返す光の防壁が脅かされていることを。


ロニーが飛ばしているのは、水の塊ではないのか?


弾丸の音は止まない。私は両腕に魔力をありったけ注ぎひたすらに耐えた。

耐えきれるはずだ、なぜならこれは無敵の結界なのだから……、と私がそう思った時、


ミシッ、と壁が軋む音がした、気がした。


だが弾丸がぶつかる音があまりに激しいので確信はない。

やはり気のせいだったかもしれない。


ガガガガガガガガガガガガガガガギギギギギギギッ――!!


しかし、ロニーの弾丸が一点に集中し始め、音にも変化が生まれている。


やはりそうなのか? 厚さ30センチほどにも重ねたはずの私の光魔法が、ひび割れ始めているのか……?


私はその場所に魔力を注ぎ直すが、弾丸の雨が止む気配はまだまだない。おかしい。いくら高密度の水魔法と言えど、光魔法の壁を壊しかねないほどの威力を有するなんて、絶対にありえな――――


ガチンッ――!


「――――!!」


眉間の先数センチ。

白い冷気を放つ得体の知れない物体が、光の壁を突き破って私の頭部に迫ろうとしていた。

壁に阻まれてギリギリのところで停止しているそれは、もう少し間違えば私の頭部に届き得ていただろう。


私の心臓が、大きく一度跳ねる。

慌てて一歩下がり、壁を張り直した。


「――――はっ、はっ……!」


光魔法の壁に囲まれながら、鋭い息切れが漏れる。


ロニーはどうやら今、水魔法とは別のよく分からない何かを放っている。水魔法よりも高密度だが、火でも土でも風でもない。あれはなんだ? いや、今はあまり考えすぎるな。とにかく今度同じことが起これば、今度は受けきれるか分からない。

そしてそれは許されない事だ。


国王仕えの魔術師として、いかなる場所でも私は【負け】てはならないのだから……!


私は光の壁をその場に残し、土魔法を足裏に発動させて、音を立てずに高く飛んだ。

これだけの量の水魔法を放っているのだ、あちらからも私の姿は見えていないはず。

私は左手で光魔法を維持し、右手に別の魔力を込めた。


用意したのは流線型の水魔法の弾丸。


私が誇るのはその精度と、速度だ。

相手を視界に捉えた次の瞬間に、その体を水の弾丸が貫通する。


さすがに怪我をさせるわけにはいかない。

だがあの杖さえはじき落とせば、恐らく――――……



「!?」



だが、宙を飛んだ私は用意した魔法を放つ先を持たなかった。

いるべきはずの場所に、ロニーの姿がなかったからだ。魔法の弾丸は誰もいない場所から今も尚発射されている。


私は気づく。ロニーは私と同じ発想をし、実行していた。

それも、私よりも早く…………。



飛び上がった私の視界の端に、観客ではない人影が映る。

それがロニーだと気づいた時にはすでに、彼は右腕の先に5つのボール大の白い刺々しい塊を浮かべていた。



さっき私の光魔法を貫いたのは、あれか?



あれは……、なんだ? 



水魔法じゃない。

あれはまるで、氷のようではないか。



もし、そうなら。

それが本当だとするならば、あのロニーと言う男は――――――。



私は無意識にそこで思考を停止してしまった。

ロニーが放つ魔法に対抗する手段を用意する前に、本能的に思ってしまったのである。



負けた、と。



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