Md02:不安は、心を飲み込む渦のように
GM:
では、次のシーン。前シーンから気にしているとおり、敵の不審な点について話すシーンです。
全員登場してください。場所はフォーチュン会議室。
GM/チトセ:
「はい、全員集まった? はいよろしい、ではまず、問題点の確認から行きましょうか」
GM:
そう言って、ヴァンガードとの会話が流れます。
「大体デートとか、いい年しておめかししやがってよぉ! ぎゃははは!!」
カナ:
あの、コントみたいな会話が流れるのか・・・・・・。
リツカ:
「なるほど、こいつ、最初からデートのこと知ってたか」
エリル:
「私たちが後で知ったのに、何で先に知ってたんでしょうね?」
あやめ:
「そうなんですよねぇ。本当なら知っているのは、ユメコ教官か私か広瀬さん、それかばらしたチトセさん位ですし……」
ユメコ:
「ばらしたの、ナスカ司令なのね。あなたがほかのみんなに、その・・・・・・、私の予定を話したのはいつかしら?」
GM/チトセ:
「襲撃の少し前よ。そもそも、デートってことも、あやめちゃんから朝聞いたわ」
ユメコ:
「あたしも、休暇申請や予定表には『休暇』としか書かなかったから・・・・・・」
「出どころとしてはあやめか‥‥‥うん、会ってた広瀬さん当人って話になるわ」
あやめ:
「一応、もうひとり。赤城先生がいますね」
エリル:
「たしかにー。でも、赤城先生もデートのことは知らなかった、って言ってなかった?」
カナ:
「聞いたとき驚いてたしね」
GM/チトセ:
「広瀬さんの方はどうかしら? 怪しい動きはあったの?」
ユメコ:
「‥‥‥。はっきりとは言えないわ。ただ、仮に広瀬さんが意図的に、‥‥‥ディスティニーに便宜を図ってたとしても」
ちょっと言葉を詰まらせて。
「それは、今回限りだと思う。日常的にやってる話じゃないと思うわ」
リツカ:
「それはまた何故? ユメコ教官のことだから、根拠はあるんだろう?」
ユメコ:
「詳しくは言いたくないけど。……日常的に、スパイをやってる人なら、もっと、ええ……もう! スマートだと思うのよ!」
あやめ:
「お、おう……」
リツカ:
「教官さぁ……恋は盲目ってことわざ知ってる?」
ユメコ:
「まあ、あまり意味のある情報じゃなかったわね。今回がどうか、ってことが重要だもの」
カナ:
「どっちにしてもさー。情報漏洩防ぐために味方ぶっ殺す奴らなら、情報提供者に対しても、動きがあるんじゃないのー?」
GM/チトセ:
「始末に動くってこと? 確かに、可能性はあるわね」
あやめ:
「仮に、赤城さんか広瀬さんがスパイだった場合、なぜそんなことをしたのかも気になりますね。やはり、倉庫の荷物、でしょうか?」
カナ:
「ユメコ教官狙いなら、デート中を狙えばいいしね」
ユメコ:
「荷物が目的で、食事のお誘いそのものが戦力を削ぐ手段って可能性は‥‥‥ええ、ある、わね・・・・・・」
エリル:
「あんまり、誰かを疑うことはしたくないのです……」
GM/チトセ:
「まさか……どちらかがヴァンガードと…!」
ユメコ:
ええぇ……。ベッドで『なあ賢よぉ、頼みがあるんだ』『なんだいヴァン、ボクとキミとの仲じゃないか』って?
カナ:
やめてww
あやめ・エリル:
ホモォ……┌(┌^o^)┐
GM/チトセ:
「なんにせよ、情報が足りないわね。現状調べるべきは、情報漏洩についてと、広瀬さん、赤城さんの両名と、倉庫の中身かな?」
リツカ:
「そんな感じだね」
GM:
では、やり残したこともなさそうなので、シーン終了。