二宮さんの延命処置は無理でした。
二宮さんをみたメデューサさんは叫んだ。
「きさま!いつ起きていいっていったんだ?」
鋭い眼光が二宮さんを照らす。
すると睨んだ所が徐々に石化し始めた。
「やばい!また硬くなる!」
と叫びながら一歩下がった二宮さん。
すると、メデューサさんは言いました。
「にげるな!この野郎!」
と一歩一歩、二宮さんに近づいていった。
あと、すこしで捕まらそうになった時、誰かがメデューサさんの肩叩いた。
「君!クビ!」
とメデューサさんに偉そうな人が言った。
「すいません!すいません!申し訳ございません。オーナー!」
とメデューサさんは謝った。
どうやら、偉そうな人はオーナーだったみたいだった。
オーナーは更に追い討ちかけた。
「君ね!お客様に失礼でしょ?勝手に固まらせたら!だから、君、もう来なくていいよ!」
オーナーは鬼の形相で叫んだ。
それをみていた二宮さんは仲介に入った。
「ちょっとまて!ちょっとまて!お兄さん!」
するとオーナーが立ち止まって二宮さんを見つめた。
オーナーがサングラスを外すと
「ラッスンゴレライ」
といって目から光線を出しました。
どうやら禁句を言ったらしくオーナーはサイクロプスに進化してしまったようです。
光線を出したことにより店が破壊されメデューサさんと二宮さんはオーナーから逃げるように立ち去りました。
それから一緒に逃げ回ると昔の関係を思い出し二宮さんはメデューサさんに再び恋に落ちました。
そして、桜の木下で熱いキスを交わそうとしましたが目を見つめてしまったので二宮さんは石化してしまいました。
二宮さんは、二度目の石化のためアナフィラキシーショックを起こし死に絶えました。
そのころ、メデューサさんは二宮さんの多額の保険金のお陰で幸せに暮らしました。