いまからカラオケいくんだけどー!
コンクリートになった二宮さんは、何年も何年も眠りにつきました。
それから何年経っただろうか、二宮さんは突然目が覚めました。
目がさめると目の前に男の子が下半身を出して小水を私に掛けている最中でした。
石化から蘇った二宮さんは男の子に質問しました。
「いまは何年だ?」
男の子は頭にハテナを浮かべながら答えました。
「3ちゃい」
といって泣きながら何処かへ消えてしまいました。
「しかし、ここはどこだろう。見覚えがない。私はベットで寝ていたはず。」
するとキーンコーンカーンカーンと金の音がなった。
「なんだ?この音は」
といって音のなるほうに顔を向けると学校らしきものがあった。
「ほう、がっこうか。」
と呟いていると学生らしき人たちが下校している様だった。
「学生か。何か光るものを手にもっているな、なんだろう」
学生の後をついていく二宮さん。
学生が悪臭を放つ二宮さんに気づいた。
「なんなんですか?さっきから」
二宮さんは答えた。
「あなたの持っているものはなんなんだ?」
すると学生は答えた。
「スマフォですが。」
二宮さんはキョトンとした。
「スマフォもしらないの?まじ?ちょーウケるんですけどー!」
すると二宮さんが答えました。
「まじ、卍!」
すると学生はその言葉に馴染みがあるのか、二宮さんと打ち解け始めた。
「で、今なにしとー?ちょっとカラオケいかねー?」
二宮さんはキョトンとした。
「カラオケもしらないの?まじ!化石ー!まじ卍!」
すると二宮さんも
「まじ卍!」
といってカラオケ店について行きました。
カラオケ店に入ると三人はカウンターで受付をした。
すると二宮さんの顔が引きつった。
そうなんです。
カウンターにいた店員は二宮さんを石化させた。
コンクリート女ことメデューサだったのです。
次回、二宮金太郎さん又石化させられる。