第二章登場分用語集
・アヤ=サティリナ
Xaya=Xathilina
本来の読みはツァーヤであるが、彼女の血で名刺が一部読み取れない状態になっていたため、セキラはずっと誤認してアヤだと思い込んでいた上に、自分をアヤだと言うようになってしまったからか、セレラーシュもアヤだと思い込んでいた。
没落した富裕層で、名字・名前両方がXで始まっているのがその名残である。故に、会社の人間からはXを取られて「アヤ」と呼ばれていた。
・ペペリー
Pefpeli Ohrim.
中に精米する前の米のようなものが詰まっている、レッテンスパインの主要な穀物。この物語で登場するペペリーは全てクィア産であり、カイケ群地からは全く輸入されていない。
・ペペリーの呪い
所謂アレルギー。「あなたは私の嫁になる シュルストラヴィクの子供たち」の第四章で発現した疫病とは全く関係がないが、近代病の一種。
・フィスタフィラ
所謂ワールド・ワイド・ウェブ。
・カンプ紙
今となっては流通もごくわずかになったが、わら半紙が少し丈夫になったものだと思っていただきたい。
・サーファン群地
クィア群地と同じ大陸にあり、北方向の国。こちらではフィスタフィラ経由での密売が盛んになっており、クィアとはまた違った社会構造や社会問題が発生している。